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羊飼いの行動(ルカ2:8−17)
고요한 2025-06-21 추천 0 댓글 0 조회 20

20250622日曜午後礼拝

聖書:ルカ2:8−17

題目:羊飼いの行動

讃美:384、385

説教者:高曜翰 牧師

“さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。 すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。 御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。 きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。 あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。 するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、 「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。 御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。 そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。 彼らに会った上で、この子について自分たちに告げ知らされた事を、人々に伝えた。”

‭‭ルカによる福音書‬ ‭2‬:‭8‬-‭17‬ 口語訳‬

去年は羊飼いを通して、神様に頼るしかない者が良いことを説明した。

1.はじめに:福音は情報ではなく、変化を生む力

 ルカの福音書に登場する羊飼いたちは、私たちにとって「福音を受け取った者がどのように変えられるか」を教えてくれる貴重な存在です。彼らは何か特別な地位を持っていたわけではありません。ただ神の知らせを受け、信じ、行動したのです。

 今日私たちは、神の知らせ(福音)が、ただ心の中に留めておく知識ではなく、存在を変え、行動を変え、人生の方向を変える力であることを確認したいと思います。

2.神の知らせに応答した羊飼いたちの行動

 天使の言葉が突然、羊飼いたちに届きました。「恐れるな。…あなたがたのために救い主がお生まれになった」(ルカ2:10–11)これは天からの福音、救いの知らせでした。羊飼いたちはこの知らせを無視せず、疑わず、まず信じて受け入れました。そして彼らは言いました:「さあ、ベツレヘムへ行って、主が知らせてくださったこの出来事を見てこよう」(15節)。福音を受けた者は、ただ黙って聞いて終わるのではなく、応答する者です。信仰とは、「心で信じて、行動に移すこと」なのです。

3.急いで確かめに行った行動

 羊飼いたちは「急いでベツレヘムへ行った」と記されています。これは偶然ではなく、信仰の証拠です。神が語られたなら、彼らは「後で」ではなく「今すぐ」応答したのです。頭で理解するだけでなく、足で確かめに行ったのです。福音は、待っていれば実感できるものではなく、信じて踏み出すときに生きて働く力なのです。

4.自分が見聞きしたことを伝えた行動

 彼らは「飼い葉桶に寝かされている幼子」を確かに見ました。そしてそのあと、こうします。「彼らはこの幼子について、自分たちに語られたことを人々に知らせた」(17節)。羊飼いたちは、立派な神学や知識を語ったのではなく、自分の見たこと・聞いたことをそのまま伝えました。これが証し人(witness)の原点です。神の恵みを体験した人は、それを伝えずにはいられない者へと変えられます。

5.挿話:松下幸之助の「やってみよう」の一歩

 ここで、逸話を一つ紹介しますが、共通する大切なことがあります。松下幸之助は、小学校4年で中退し、病弱な体を抱えて丁稚奉公をしていました。家も貧しく、後ろ盾もありません。ある日、電気会社でソケットの改良案を思いつき、それを提案しますが、誰も真剣に取り合ってくれません。彼は失望せずにこう思いました。「だったら、自分でやってみよう。」彼は会社を辞め、たった3人で松下電器を創業します。手元にあったのは改良型ソケットの試作品と、わずかな資金だけ。しかしその一歩の行動が、やがて世界的企業を築くきっかけになったのです。彼はこう語りました:「運命を嘆くよりも、自分にできる小さなことをまずやってみることや。そうすると、不思議と道が開けてくる。」

 羊飼いたちもまさに、神の知らせに対して「やってみよう」と動いた者たちでした。彼らはその行動によって、人生が、存在が、使命が変えられたのです。

6.証人として生きる者に変えられた行動

 羊飼いたちはもはやただの羊飼いではありません。彼らは「天の知らせを伝える者」すなわち、メッセンジャー(使者)となりました。ここで注目したいのは、「メッセンジャー」という言葉のヘブル語:

מַלְאָךְ(マラーク)=天使、使者、神のメッセンジャー

聖書では「天使(エンジェル)」も「使者」も同じ語であり、神から託された言葉を伝える者を意味します。つまり、羊飼いたちは天使と同じように、神の言葉を聞いて受け取り、それを人々に伝える者へと変えられたのです。これは、地上の最も取るに足らない者が、神の最も高い使命を担う者となることを意味しています。

7.イエスご自身も、行動によってその存在を表された

 この「福音を受けて行動する」という流れは、イエスご自身にも見られます。フィリピ2章にはこうあります:「キリストは、神のかたちであられたが、自分をむなしくして…人となり、十字架にまで従われた」(フィリピ2:6–8)。イエスは、言葉ではなくご自身の行動によって、神の愛と救いを明らかにされたのです。まさに、行動こそがご自身の存在を最も雄弁に語る手段だったのです。

8.私たちへの招き:喜びを持って行動する人生へ

 羊飼いたちのように、私たちも、福音を受け取り、応答し、急いで確かめ、見聞きしたことを伝え、証人として生きる。この道を歩むとき、私たちの存在も変えられます。正確に言えば、行動することで、私たちの存在が確かに変えられたことを知ることができます。信仰とは「ただ信じる」ことだけではなく、信じたからこそ「動き出す」ことによって、神の目的が私たちを通して現れる道なのです。

9.結び 

 福音は、ただ「聞くだけ」で終わるものではありません。行動へ、証しへ、そして喜びへ。神の知らせは、あなたの存在を変え、その存在にふさわしい人生へと導いてくださいます。羊飼いたちのように、松下幸之助のように、「まずやってみよう」と信じて一歩を踏み出す者に、神は新しい使命と平安を与えてくださいます。 

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