20260215日曜日本語礼拝
聖書:ヨハネ7:3-6
題目:神の時計に合わせる信仰
賛美:32、430、615
説教:高曜翰 副牧師
場所:大阪中央教会
“そこで、イエスの兄弟たちがイエスに言った、「あなたがしておられるわざを弟子たちにも見せるために、ここを去りユダヤに行ってはいかがです。 自分を公けにあらわそうと思っている人で、隠れて仕事をするものはありません。あなたがこれらのことをするからには、自分をはっきりと世にあらわしなさい」。 こう言ったのは、兄弟たちもイエスを信じていなかったからである。 そこでイエスは彼らに言われた、「わたしの時はまだきていない。しかし、あなたがたの時はいつも備わっている。”
ヨハネによる福音書 7:3-6 口語訳
1。羽化の時
①危険な手助け
❶ある子供が、蛹の穴から必死にもがきながら蝶が出てくる様子を見ていた。
❷1時間経っても出られない姿が可哀想だったので、ハサミで穴を広げてあげた。
❸その結果、蝶は簡単に出てきたが、飛べなかった。
②なぜか?
❶もがく時間こそ、羽に体液を送り、飛ぶ力を作る時間だったから。
❷その大切な時間を奪われたため、飛ぶことができなくなった。
❸蛹から出る時間は個体差や環境の違いもあるため、人間が判断してはいけない。
③神が定めた「時」には意味がある。
❶その時を飛ばすと、成長も祝福も失われる。信仰生活も同じ。
❷「早くしてほしい」「今すぐ答えてほしい」「私の計画通りに進めたい」。
❸しかし神様はしばしば答える。「まだその時ではない」と。
今日の本文でもイエスが同じことを話している。
2。本文解説(7:3–6)
①兄弟たちの提案 ― この世の時計
❶兄弟たち「ユダヤへ行きなさい」「公に自分を見せなさい」「有名になりなさい」
❷現代風に言えば、もっとPRしろ、もっと目立て、チャンスを逃すな。
❸つまり世の成功哲学。「人に見られてこそ成功」「影に隠れていては意味がない」
❹「彼らは イエスを信じていなかった」(7:5)※ヤコブやユダはのちに信じた。
❺世の人はいつもこの世の時計を見て話す。
②イエスの答え ― 神の時計
❶「わたしの時はまだ来ていない」(7:6)
❷イエスは、人気、成功、評価で動かなかった。
❸ただ一つ、父なる神様のタイミングだけで動く。
③仮庵の祭りとは?
❶荒野で神様がイスラエルを導いた歴史を思い出す祭り。
❷その祭りの最中にイエスは「神の導きは、神の時に従うことだ」と教えている。
❸神の人は、この世の時計ではなく、神の国の時計を見て話す。
④神の時計を見る人
❶人々はイエスを見て言う「なぜこの人はこんなに知っているのか」(7:15)
❷イエスの答えは衝撃的。「神の御心を行おうとする者は分かる」(7:17)
❸つまり、分からない人は、知識不足など頭の問題ではなく、従いたくない心のため。
❹神の時計を見るだけでなく、神の時計に合わせて生きる人には知恵が与えられる。
❺霊的盲目の原因は「無知」ではなく「反抗」。この世の時計で生きるから。
❻自分の計画、自分の時計で生きたい。だから神の時が理解できない。
では、私たちはどう生きるべきか?
3.適用
①神の時計に自分を合わせて生きよう。
❶私たちはいつも逆をする。「神よ、私の計画に合わせてください」
⑴しかし、そうはしてくれない。
⑵なぜならこの世の時計に合わせたら、最善の結果が出ない。
⑶羽化しようとしている蝶の蛹を切ってしまうようなもの。
❷しかし信仰とは「主よ、あなたの計画に私を合わせてください」と言うこと。
⑴昇進のタイミング
⑵結婚のタイミング
⑶祝福のタイミング
❸すべて神の手の中にある。
②神の時計に合わせられない理由は?
❶自分の義をまだ下ろしていないから。
⑴「私は正しい」
⑵「私の判断が最善だ」
⑶この考えを傲慢という。
❷この自分が正しいという心がある限り、神の時計は受け入れられない。
❸ 必要なのは「主よ、あなたが正しいです」という へりくだり。
⑴もっと多くの知識や努力ではない。
⑵へりくだることで、神の時計を受け入れる。
⑶神の時計に生きることが信仰である。
③そうすれば私たちはこの世を生き抜く本当の知恵を得ることができる。
“神のみこころを行おうと思う者であれば、だれでも、わたしの語っているこの教が神からのものか、それとも、わたし自身から出たものか、わかるであろう。”
ヨハネによる福音書 7:17 口語訳
❶これまでの私たちーーこの世の時計に合わせる人生
⑴お金や地位、賞賛や成功など、持っているものがないと生きられない。
⑵人目を気にして、周りに振り回されて生きる人生。
❷神様からの知恵を手に入れた人ーーー神の時計に合わせて生きる人生
⑴お金や地位、賞賛や成功など、持っているものがなくても生きられる。
⑵人目を気にせず、周りに振り回されずに生きる人生。
⑶なぜなら、神からのものを見分けることができるようになるから。
❸イエスがそのように生き、イエスの死後は弟子たちがそのように生きた。
⑴謙遜な心を持って神の時計に自分の人生を合わせれば、私たちにもできる。
4。まとめ
①イエスは人の時計ではなく、神の時計に従った。
❷その結果、十字架の道へ進んだ。
❸しかしその十字架こそが救いの勝利だった。
❹この世の時計に従っていては辿り着けない勝利を得た。
②あなたはどちらの時計で生きますか。
❶この世の時計か。
❷神の時計か。
❸信仰生活とは、神の時計に自分を合わせる歩みであることを忘れないでください。


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