20211029早朝祈祷会
聖書:士師記7:1-25
題目:量より質
賛美:368
説教:高曜翰 伝道師
場所:Jesus Love Church
1.ギデオンの軍隊の選別(7:1-8)
当時、ミデアン人(イシュマエル人の一つ)は収穫の時期になるとラクダに乗り、砂漠からやってきてイスラエルを襲い、すべてを奪っていました。その圧迫は7年間も続きました。
ギデオン(エル・バアル)がマナセ、アシェル、ゼブルン、ナフタリの部族に呼びかけると、32,000人の兵が集まりました。一方、敵の総数は135,000人でした(士師記8:10)。
しかし神様は、イスラエル人が「自分の力で勝った」と言わないようにするため、恐れを抱く22,000人を帰らせました。さらに神様は「まだ多い」と言い、水を口に手を当てて飲む者以外を帰らせ、残ったのはわずか300人でした。
ここからわかるのは、数が多ければ良いというわけではないということです。教会や信仰生活も同じで、量ではなく質が重要です。
2.神の導きによる勝利の確認(7:9-15)
ある夜、一人の敵が夢を見てその内容を仲間に語りました。「大麦のパンが転がっていき、天幕に入ると、その天幕が倒れた」という夢でした。
仲間たちはこれを聞き、ギデオンの剣によって敵が倒されることだと理解して喜びました。ギデオンはこれを聞き、戦う前に神を礼拝しました。この姿勢から学べるのは、勝利の前に礼拝することの大切さです。
3.300人での戦いと勝利(7:16-25)
ギデオンは残った300人を100人ずつに分け、それぞれに角笛と壺、松明を持たせました。夜、角笛を吹き、壺を割ると、敵は驚き混乱し、互いに討ち合うようになりました。
さらにギデオンはエフライムに使者を送り、戦いに参加するよう呼びかけました。結果として、ギデオンは勝利を収め、120,000人の敵を打ち取りました(士師記8:10)。
4.結論
この出来事から学べるのは、数の問題ではないということです。絶望的な数字の差も、神様が埋めてくださいます。量よりも質が重要であり、信者の数や献金の額に惑わされる必要はありません。
勝利は持っているものの量や戦力ではなく、神様への信頼にかかっています。バラクの時も、イスラエル人には武器がありませんでしたが、神様が雨を降らせ、900両の鉄の戦車を動けなくしました。
私たちが敗北を感じるとき、それは環境のせいではなく、神様から離れた心の問題です。牧師先生も言われました。「環境が問題なのではなく、環境に対する態度が問題である」と。
環境は神様が整えてくださいます。私たちが主にしがみつき、信頼して生きるとき、必ず勝利することを信じてください。


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