20220712早天祈祷会
聖書:詩編119:65–72
題目:苦しみが良いこと?
賛美:183、386
説教:高曜翰 伝道師
場所:大阪中央教会
1.主題
Q.なぜ苦しみが良いことなのか?
A.それは、神の国の法を喜びとする者へと私たちを導くからである。
2.御言葉の解説(詩編119:65–72)
65節
神は御言葉のとおりに、私たちに良くしてくださる。
66節
神の法に従って生きるために、良い判断力と知識を教えてくださいと願う。
67節
困難の前は、自分の欲望に従って生きていた。
しかし困難を通して学び、苦しみが自分の誤った道を砕いた。
ゆえに、今は御言葉に従うようになった。
68節
神ほど正しい方はいない。
人間は誤りやすいので、神の正しい法を学ばなければならない。
69節
人は高慢になり、自分の知恵や人間の法によって判断しようとする。
しかしそれは神の計画とは一致しない。
私は人の知恵ではなく、神の言葉に従う。
70節
人々は心が脂肪のように厚くなり、何も悟れない。
しかし私は神の法に従う。
71節
苦しみは良いことだ。
なぜなら、神の法を学ぶことができるからである。
72節
神の法は金銀よりも価値があるものだと悟った。
まとめ:詩編が語る流れ
困難 → 自分の古い姿が砕かれる → 神の法を受け入れる → 良い事となる
つまり、苦しみが神の法を“自分にとって良いもの”に変えてくれるのである。
3.神が「良いもの」を与える方法
多くの人は、ヨブの妻のように、
「神は良いことだけを与えるべきだ」と考えがちである。
しかし聖書は、
良いものは “個人” と “個人” のやり取りの中にあるのではなく、神の国の中にある
と教えている。
そのためイエスは、
「まず神の国とその義を求めなさい」(マタイ6:33)
と語られた。
神の国に入るには、
神の国の法に従う神の民とならなければならない。
4.困難を乗り越える方法
ヤコブの手紙5:13
「あなたがたの中に苦しんでいる者があるか。その人は祈りなさい。
喜んでいる者があるか。その人は賛美しなさい。」
困難は、祈りによって乗り越えるべきものである。
人間の知恵で解決しようとすると、いつまでも神の法が喜びとはならない。
困難は、
神の法を喜びとするために与えられる恵みである。
だから、
困難を信仰によって乗り越え、神に主権を返すことを喜びとしましょう。


댓글0개