20220903土曜祈祷会・家庭礼拝
聖書:創世記29:15-30
賛美:386、393
題目:ヤコブの結婚
説教:高曜翰 講道師
場所:大阪中央教会・家庭
内容: 神様はさまざまな出来事を通して、私たちが神様中心に考えられるよう訓練されます。
1.ヤコブの婚活
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ヤコブはラケルに一目惚れしました。
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「レアは目が弱かったが、ラケルは美しくて愛らしかった」(29:17)
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誰目線かは分かりませんが、ヤコブはラケルの外見に惚れたことが分かります。
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ラバンに7年間仕える報酬としてラケルとの結婚を求めました。
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ラケルとの結婚
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ヤコブはラバンに騙され、まずレアと結婚することになりました。
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さらに7年間仕えて、ラケルとも結婚できました。
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ヤコブはレアよりもラケルを愛しました (29:30)。
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ラバンの目線
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ラバンはヤコブをだました
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レアを愛し、心配していたためである
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ヤコブを利用して、レアを結婚させた
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神様の目線
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神様の計画では、レアとの結婚が必要だった
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レアを通して、王の家系となるユダ、祭司の家系となるレビが生まれ、6人の子供が生まれた
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神様はラバンの悪事さえも計画のために用いた
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2.出来事の意味
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因果応報?
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欲しいもののためには手段を選ばなかったヤコブは、父イサクをだまして祝福を得た
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その結果、叔父ラバンに騙された
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しかしこれは単純な「悪いことをすると悪いことが返ってくる」という道徳的な話ではない
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神の計画を知るため
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父イサクはエサウを愛し祝福しようとしたが、神の計らいでヤコブが受けた
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ヤコブはラケルを愛し結婚しようとしたが、神の計らいでまずレアと結婚した
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この事件は、ヤコブが神の計画を知るためのものであった(本人はまだ気づいていない)
→ ヤコブやラバンの悪い性格さえも、神様は用いられる
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3.イエスの死
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裏切り事件
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イスカリオテのユダが裏切ったため、イエス・キリストは死にました
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弟子たちや人々は悲しみました
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しかし、これはイエスがすでに神の計画として述べていたことです
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例:マタイ20:18-19、マタイ26:2、12
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人は自分の考えを正しいと思う
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人々はイエスを霊的メシアとしてではなく、政治的メシアとして見ていた
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メシアが死んでよみがえり、霊的に人々を罪から救うとは考えられなかった
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そのため、人々はイエスをメシアとして認めず、失敗したと思った
→ 神様は人々の誤った態度さえも用いられる
→ 神の計画は人の手には止められないほど偉大である
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4.学ぶべきこと
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人と神との目線は違う
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自分にとって最良の選択だと思っても、神様にとってはそうではないかもしれない
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神様は人の悪い部分さえも計画に用いられる
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すべては神様の手の中にある
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物事を考えるとき、常に「神様にとってどうか」を優先しよう


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