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神を恐れる者(出エジプト1:15-22)
고요한 2025-12-28 추천 0 댓글 0 조회 3

 

20230604早天祈祷会

聖書:出エジプト1:15-22
題目:神を恐れる者
賛美:429番

説教:高曜翰 副牧師

場所:중앙성서교회


1.本文解説

15節

エジプトの王は、ヘブル人の助産婦シフラとプアに命じました。
ここで注目すべき点は、エジプト王がヘブル人の助産婦(산파)を呼びつけ、直接命令していることです。
シフラ(십브라)とプア(부아)は、ヘブル人助産婦の代表的存在でした。
「ヘブル人(히브리)」という呼び方は、イスラエル人が異邦人に自分たちを紹介する際に用いる言葉ですが、エジプト人やペリシテ人は、軽蔑(경멸)の意味を込めてこの言葉を使いました。
王がわざわざ奴隷の立場にある助産婦を呼び出して命令しているという事実は、それほど重大な案件であったことを示しています。

16節

王は「ヘブルの女のために助産するとき、男の子であれば殺し、女の子であれば生かしなさい」と命じました。
男の子を殺す理由はいくつかあります。
第一に、当時は子どもの国籍が父親の国籍によって決まったため、ヘブル人の父親の存在そのものが問題視されたことです。
第二に、ヘブル人が増え、もし敵側であるヒクソスにつけば、エジプトにとって大きな脅威となるからです(1章10節)。
ヒクソスは騎馬(기마)や戦車(전차)をエジプトにもたらしましたが、エジプト人にとってヒクソス時代は消し去りたい屈辱の時代でした。これは、日本における統治時代の出来事を想起させるものでもあります。
第三に、ヒクソス時代の産物を完全に消し去りたいという意図がありました。

17節

しかし助産婦たちは神を恐れ、エジプト王の命令を聞かず、男の子たちを生かしました。
奴隷の立場である彼女たちが王の命令に逆らえば、一族全体が処刑される可能性すらありました。
それにもかかわらず、シフラとプアは王の命令を無視しました。
そこには、神の民としての明確な姿勢が表れています。

18節

エジプト王は再び助産婦たちを呼び、「なぜ男の子を生かしたのか」と問い詰めました。
これは尋問の場であり、言葉を一つ間違えれば死刑もあり得る、極めて緊張した状況でした。

19節

助産婦たちはパロに答えて言いました。
「ヘブル人の女は、エジプトの女とは違って健やかで、助産婦が行く前に産んでしまうのです。」
彼女たちは命をかけて答えました。
助産婦の助けがなくても、ヘブル人の女性たちは出産してしまうという説明は、賢い回答ではありましたが、決して完璧なものではありません。
それでも、パロが処刑を命じてもやむを得ないほど、危険な返答であったことは確かです。

20節

それゆえ神は助産婦たちに恵みを施され、民は増えて非常に強くなりました。
神を恐れる彼女たちを、神ご自身がパロの手から守られました。
助産婦たちの勇気ある行動によって、ヘブル人はますます増え、強くなっていったのです。

21節

助産婦たちが神を恐れたので、神は彼女たちの家を栄えさせられました。
それはこの世の知恵による繁栄ではなく、神を恐れる知恵による祝福でした。

22節

最後にパロは、すべての民に命じて言いました。
「生まれた男の子は皆ナイル川に投げ込み、女の子は生かしておけ。」
ここにはパロの異常性がはっきりと現れています。
ヘブル人だけでなく、エジプト人の男の子までも対象にする命令でした。
最初は重労働を課しましたが、ヘブル人は増えました。
次に男の子を殺すよう命じましたが、それでもヘブル人は増え続けました。


2.神を恐れる者とは

第一に、権威に従う者です。
パウロは「上に立つ権威に従いなさい」(ローマ13章1〜2節)と語り、
ペテロも「人の立てたすべての制度に従いなさい」(Ⅰペテロ2章13〜19節)と教えています。
ただし、その前提には常に「神様」があります。

第二に、父母に従う者です。
パウロは「父と母を敬いなさい」(エペソ6章2節)、「主にあって従いなさい」(エペソ6章1節)と語り、
イエスもまた「父と母を敬いなさい」(マタイ15章4節)と命じられました。
ここでも、神様が前提条件です。

第三に、神様を第一とする者です。
私たちは自分自身や他人の目ではなく、神様の視線を最も意識すべき存在です。
ヘブル人たちが繁栄した理由は、神様を恐れる者がそこにいたからです。
それは運でも実力でもありませんでした。


3.コロナ時代のアメリカにおいて

コロナ禍の中で、教会には大きな圧力がかかりました。
批判を受けた教会もありましたが、扉を閉めた教会が必ずしも悪いわけではありません。
問題は、「誰のために閉めたのか」という点です。

ある教会は、コロナを恐れる人々のためにオンライン礼拝を開始し、誰も非難しませんでした。
教会以外の場所へは行かないと決めた人だけが、礼拝に集いました。
また、学生や青年たちのためにプールやハイキングを行い、
コロナ禍で苦しむ人々のためにホームレス・ミニストリーを始めました。
これは、100年前のスペイン風邪の時代におけるクリスチャンの対応とも重なります。


4.まとめ

シフラとプアは、地位や礼儀、常識、人の目ではなく、神様を恐れました。
神様を恐れる人を通して、神の祝福は注がれます。 

私たちもまた、現代のシフラとプアとなる者でありましょう。​ 

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