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負けてあげる神様(出エジプト33:1–11)
고요한 2026-01-05 추천 0 댓글 0 조회 55

 

20230820早天祈祷会

聖書:出エジプト33:1–11
題目:負けてあげる神様
賛美:70番

説教:高曜翰 副牧師

場所:중앙성서교회


0.背景 ― 金の子牛の像事件

本日の箇所の背景には、「金の子牛の像事件」があります。
モーセがシナイ山に登って40日間主と共にいた間、民は待ちきれず、偶像を作って拝みました。

この出来事に激しく憤ったモーセは、神から授かった二枚の石の板を砕きます。
アロンは自分の責任を曖昧にし、結果として、レビ族が同じレビ族の中から約3000人を処刑するという、非常に重い出来事が起こりました。
レビ族の男子は全体で22,000人(民数記3:39)でしたから、その痛みの大きさが分かります。

この深刻な罪の直後に語られるのが、出エジプト記33章の出来事です。


1.本文解説

①「約束の地に上りなさい」(1節)

神様は、イスラエルの民に対してこう言われます。
「あなたがたは、約束の地に上りなさい。」

ここで重要なのは、神様は約束を取り消しておられないという点です。

  • 神様がカナンの地を与えるという決定は変わっていません。

  • それはアブラハムとの契約によるものであり、イスラエルの態度や出来によって左右されるものではありません。


②「ひとりの使いを先に遣わす」(2節)

ここに、大きな変化があります。

  • 出エジプト記23章23節では、「わたしの使い」とあります。これは神ご自身、すなわちキリストを指す表現です。

  • しかし33章2節では、「ひとりの使い」、つまり天使に変わっています。

同じ点もあります。
敵を追い払うのは、依然として神様ご自身です。

しかし、ここで神様は、ご自身が共に行かないことを暗示されているのです。


③「わたしは一緒には行かない」(3節)

神様は、はっきりとこう言われます。

「わたしは、あなたがたと一緒には上らない。」

理由は明確です。
イスラエルの民は「うなじのこわい民」であり、神が共におられるなら、その罪深さのゆえに、途中で滅ぼしてしまうかもしれないからです。

これは裁きであると同時に、民を生かすための判断でもありました。


④民の反応 ― 飾りを外す(4節)

この言葉を聞いた民は悲しみ、だれ一人として身を飾る者はいませんでした。

この「飾り」は、金の子牛の像事件の際に身につけていたものと考えられます。
つまり、飾りを外す行為は、罪への悔い改めのしるしであり、喪に服すような姿でした。


⑤神は機会を与えられる(5節)

神様はこう言われます。

「一刻でも共にいれば、あなたがたを滅ぼしてしまう。
だから飾りを外しなさい。そうすれば、どうするかを決めよう。」

ここには、神の憐れみがあります。

  • シナイ契約は血の契約であり、本来なら違反者は滅ぼされるべきでした(出エジプト24章)。

  • それでも神は、完全に見放すのではなく、悔い改めの機会を与えられたのです。

  • 主が共に行かないという決断さえ、実は民を生かすための恵みでした。


⑥イスラエルは従った(6節)

民は、ホレブ山以来、その飾りを外し続けました。

彼らは、事の重大さに気づいたのです。
もしここで悔い改めなければ、出エジプト25~31章で与えられた幕屋の命令は、すべて無意味になってしまいます。


⑦会見の幕屋(7節)

モーセは、宿営の外、離れた場所に「会見の幕屋」を設けました。

  • これは後の幕屋とは別のものです。

  • 神の栄光が宿営の中から離れたため、宿営の外で神と対話する必要がありました。

  • 主を求める者は、この会見の幕屋に出て行きました。


⑧民の態度の変化(8節)

モーセが会見の幕屋に向かうと、民は皆立ち上がり、自分の天幕の入り口で見送りました。

距離は、ヨシュア記3章4節を根拠にすると約900メートルほどと考えられます。
かつて反抗的だった民の中に、神とモーセへの畏敬の念が生まれていました。


⑨雲の柱(9節)

モーセが幕屋に入ると、雲の柱が降り、幕屋の入口に立ちました。

これは、シナイ山の頂から降りてきた主の臨在のしるしです。
主は雲の中から、モーセに語りかけられました。


⑩民の礼拝(10節)

この光景を見て、民は皆、自分の天幕の入口で立って礼拝しました。

神とモーセが語り合っているという事実そのものが、民に深い畏れを与えたのです。


⑪顔と顔を合わせて語る神(11節)

主は、人が友と語るように、モーセと顔と顔を合わせて語られました。

  • これは、神と民との和解の可能性が、まだ残されていることを示しています。

  • モーセは神の言葉を民に伝えるために宿営へ戻ります。

  • 一方、ヨシュア(およそ50歳)は会見の幕屋を離れず、そこを守りました。


2.適用

①本当に大切なものは何か

問題は、祝福があるかどうかではありません。
神様が共にいてくださるかどうかが、何よりも大切です。

イスラエルの民は、ここで正しい選択をしました。


②なぜ神はモーセの祈りに答えるのか

それは、神は「負けること」をいとわないお方だからです。

  • 真剣に神を求める者に対して

  • 真実に悔い改める者に対して

神は心を動かされます。

創世記32章のヤコブは、神と格闘し、勝ち、「イスラエル」という名を受けました。
神は、真剣な祈りにおいて、負けてくださるお方です。


③共にいることを喜ばれるイエス

イエスはこう言われました。

「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいます」(マタイ28:20)

恐れるな、という命令の後には、必ず「わたしが共にいる」という約束があります。
インマヌエル――神は、私たちと共におられる方です。


④共にいるためなら負けてくださる神

  • 長血の女は、「衣の房に触れさえすれば癒される」と信じました(マルコ5:28)。
    彼女は社会から完全に隔離された存在でした。

  • 姦淫の女に対して、イエスは「わたしもあなたを罪に定めない」と言われました(ヨハネ8:11)。
    律法では石打ちの死刑でした。

神は、共にいるために、裁きを一時的に退かれるお方です。


⑤私たちの生き方

私たちの祈りは、
「祝福をください」「問題を解決してください」だけではありません。

  • 「神様、どうか共にいてください」

  • 「私の平安が、主と共にいることになりますように」

どれほど遠く離れてしまっても、
「私が悪かった」と戻るなら、 

神様は負けて、私たちを迎えてくださるお方です。 

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