20240811青年部礼拝
聖書:マタイ21:1-17
題目:エルサレム入城の意味
賛美:主님의 영광 나타나셨네
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
内容:イエスのエルサレム入城の目的は、預言の成就を通して民の心を一つにし、聖殿を汚す者を追放して礼拝を回復し、ご自身が罪を清めるための犠牲となることにありました。民衆のイエス理解は不十分で、不適切な礼拝も多く見られましたが、イエスはそれでも彼らを受け入れ、最終的に神の前に立てるよう導いてくださいました。私たちはその憐れみ深い神の計画に感謝し、自分勝手なイエス像による偽りの礼拝を捨て、主を心から受け入れましょう。
――――――――――――――――――
【序論:ユダ・マカバイと人々の期待】
まず、ユダヤ人がどのような「救い主像」を抱いていたのかを理解するために、ユダ・マカバイの話を紹介します。
音楽の母と呼ばれるゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルは、1748年にオラトリオ『ユダ・マカバイ』を作曲しました。讃美歌165番「主に栄光」の原曲ですが、もともとは神を賛美するためではなく、戦争の勝利を祝うために作られた作品です。
ヘンデルはオペラ作曲家として成功していましたが、時代の変化の中で受け入れられなくなり、楽団は解散、自身も脳卒中で倒れるという絶体絶命の状況に置かれました。そのような中で作曲されたのが『ユダ・マカバイ』でした。
紀元前167年、シリアがゼウス崇拝を強要したことに対してユダヤ人は反乱を起こします。指導者マタティアの死後、息子ユダ・マカバイが指導者となり、「勝利は兵士の数ではなく天の力による」と語って敵を打ち破りました。
しかし最終的には神ではなくローマの助けに頼るようになります。ここに、人間の弱さがあります。
この歴史が、後のユダヤ人に「力強い軍事的メシア像」を植え付けました。
――――――――――――――――――
【Ⅰ.エルサレム入城】
◆ 入城の準備
イエスは弟子たちに、村へ行き、母ろばと子ろばを連れて来るよう命じられました。これは偶然ではなく、ゼカリヤ9章9節の預言の成就のためでした。
「見よ、あなたの王は柔和で、ろばの子に乗って来られる」。
預言の成就は、メシア到来を待ち望んでいた人々の心を一つにし、イエスへと集中させるためでした。
過越祭のためエルサレムの人口は4〜5万人から20万人に膨れ上がり、町全体が大きな期待に包まれていました。
◆ 入城の様子
群衆は上着や木の枝を道に敷き、「ダビデの子にホサナ」と叫びました。王を迎える方法です。ホサナとは「我らを救いたまえ」という意味です。
しかし彼らはイエスを「ナザレ出身の預言者」としか理解していませんでした。メシアへの理解はまだ不十分でした。
◆ 宮清め
イエスは神殿に入り、売り買いする者たちを追い出しました。
「わたしの家は祈りの家である。それを強盗の巣にしている」。
礼拝を妨げるものを取り除き、正しい礼拝を回復するためでした。
そのとき、盲人や足の不自由な人々が癒されました。イエスは弱い者を拒まず、神に近づく道を開かれたのです。
◆ 宗教指導者たちの反発
子どもたちが「ダビデの子」と賛美するのを見て、祭司長や律法学者は怒りました。彼らは神の栄光よりも自分の立場を守ろうとしたのです。
しかしイエスは詩篇8篇を引用し、神の計画であることを示されました。
――――――――――――――――――
【Ⅱ.エルサレム入城が教えていること】
◆ ① 間違ったイエス像を打ち砕こう
群衆はイエスを「預言者」と理解し、軍事的英雄のようなメシアを期待していました。
しかし神が遣わされたメシアは、子ろばに乗る柔和な王、罪と死から人々を救う救い主でした。
私たちも、自分の都合に合わせてイエスを利用していないでしょうか。自分勝手なイエス像を作り、それに合わせて礼拝していないでしょうか。
自分の理想を押し付けるのではなく、聖書が示す本当のイエスを受け入れましょう。
◆ ② 神のもとに来る人々を憐れみをもって助けよう
当時の宗教指導者たちは、力や地位、利益を求めていました。しかしイエスは、弱者を搾取する礼拝を排除し、弱い者を受け入れられました。
神の国の計画は「自分が強くなること」ではなく、「人々を神のもとに導くこと」です。
私たちは自分の利益のために生きているでしょうか。それとも弱い人を助けるために生きているでしょうか。
◆ ③ すべての主権を神に返そう
パリサイ人は、自分の思い通りにならないことに不満を持ちました。
しかしイエスは、神の栄光が現れることを喜ばれました。
私たちの祈りも同じです。
自分の願いがかなうまで祈るのか。 それとも神の御心が実現するまで祈るのか。
自分中心ではなく、神中心の人生へと方向を変えましょう。
――――――――――――――――――
【結論】
① 自分の中の間違ったイエス像を打ち砕こう。 ② 神のもとに来る人々を憐れみをもって助けよう。 ③ すべての主権を神に返そう。
イエスは神の王国を立てるためにエルサレムに入城されました。 そして再び来られます。
その日を待ち望みながら、真の礼拝者として備えて歩んでいきましょう。


댓글0개