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デボラ―人を立て神様を立てる信仰(士師記4:4-16)
고요한 2026-03-01 추천 0 댓글 0 조회 6

 

20250215土曜祈祷会

聖書:士師記4:4-16
題目:デボラ―人を立て神様を立てる信仰

説教:高曜翰 副牧師

場所:大阪中央教会


1.カナン側の勢力

① ハツォルの王ヤビン

❶ ハツォル

ハツォルは、ガリラヤ湖の北西に位置するカナン王国の首都でした。南においてエルサレムが重要であったように、北においてはガリラヤ地方が重要な拠点でした。
このハツォルは、かつてヨシュアが徹底的に焼き払った場所でもあります(ヨシュア11章参照)。それにもかかわらず、再び勢力を取り戻し、イスラエルを圧迫していました。

❷ ヤビン

「ヤビン」という名は「王」という意味を持つ称号です。
彼には有能な将軍シセラがおり、900両の鉄の戦車をもってイスラエルを激しく苦しめました。当時、世界最大の国家であったエジプトでさえ1000〜2000両ほどの戦車を保有していたと考えられていますから、900両というのは非常に大きな軍事力でした。


2.イスラエル側の勢力

① 男士師バラク

バラクは、ヘブル11章32節に「信仰の人」として記されている人物と同一です。ただし、民数記23章に登場するモアブの王バラクとは綴りが異なります。

しかし彼にはリーダーシップの弱さが見られました。
彼はデボラに「あなたが一緒に行ってくださらないなら、私は行きません」と言ったのです。自信に欠け、単独で立つことができませんでした。


② 女預言者デボラ

デボラは預言者であり、士師でした。しかし彼女は、頼りない男たちを軽視して自分が前面に立とうとはしませんでした。

彼女はバラクを立て、彼にリーダーシップを持たせ、励ましました。そして口先だけでなく、自らも前線に出て戦いに同行しました。


③ イスラエルの戦力

中心となったのは、ゼブルン族とナフタリ族の一万人でした。決して強い部族ではありません。

このガリラヤ地方は、後に「異邦人のガリラヤ」と呼ばれる地であり(イザヤ9:1、マタイ4:15)、神の栄光が現される場所となります。弱く見える地に、神の光が与えられるのです。

対するカナン側は民全体が動員され、数は不明ですが圧倒的でした。さらにイスラエルは武器を取り上げられ、農業すら満足にできないほど支配されており、カナン人を恐れていました。

それでも、エフライム、ベニヤミン、マナセ(マキル)、イッサカルが助けに来ました。

しかし来なかった部族もありました。
ヨルダン川の向こう側のルベン、ギルアデのガド、マナセの半部族、さらにダンとアシェルも来ませんでした。「自分には関係ない」という態度でした。
また、戦場近くに住んでいたメロズの人々も助けませんでした。


3.戦いの結果

① イスラエルの勝利

神は奇跡的に働かれました。
キション川の水があふれ、900両の鉄の戦車は動けなくなりました。人間的には圧倒的不利であった戦いが、神の御手によって逆転しました。

将軍シセラは、ケニ人の女性ヤエルの手によって命を落とします。しかも彼女はカナン側に属していた女性でした。

そしてついに、カナンの王ヤビンも滅ぼされました。


4.デボラの信仰

① 自分ではなく、人を立てる信仰

デボラは頼りないバラクを立てました。
彼女は自分が主導権を握るのではなく、神の秩序を尊重しました。神が定められた秩序(男が指導的立場を担う)を優先したのです。

彼女は、弱い者を通して神が働かれることを信じていました。


② 感謝し、次世代に引き継ぐ信仰

勝利の後、彼女は終わりにしませんでした。
士師記5章で賛美の歌を作り、神に感謝をささげました。

それは単なる勝利の記念ではありません。次の世代が神を愛し、神から力を受け続けるようにとの願いでした。問題が解決して「めでたしめでたし」では終わらせなかったのです。

彼女はこう祈りました。
「あなたを愛する者を、太陽の勢いよく上るようにしてください」(5:31)

その結果、イスラエルには40年間の平和が与えられました。


③ 仕える者がいちばん大きい

弟子たちの間で、「だれが一番偉いか」という議論が起こりました。そのとき主イエスは幼な子をそばに立たせ、こう言われました。

「あなたがたみんなの中でいちばん小さい者こそ、大きいのである。」
(ルカ9:46–48)

イエス様は、偉くなることではなく、仕える者になることを教えられました。

自分を立てるのではなく、人を立てなさい。
それが神の国の原理です。

しかし現実にはどうでしょうか。
韓国の教会でも、「執事になったから偉い」という態度が見られることがあります。役職は誇るためのものではなく、仕えるためのものです。


結論

デボラは自分を前に出す人ではありませんでした。
彼女は人を立て、神を立てました。

弱い者を通して働かれる神を信じ、感謝を忘れず、次世代へと信仰をつなげました。

私たちもまた、
自分を高くするのではなく、 

人を立て、神を立てる信仰者となりましょう。​ 

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