20250321早天祈祷会
聖書:使徒行伝9:26-31
題目:サウロの初期伝道
賛美:400、401
説教:高曜翰 副牧師
場所:大阪中央教会
1.本文解説
(1)サウロの初期伝道
サウロはダマスコでイエスをキリストとして受け入れました。その後すぐにエルサレムへ行ったわけではありません。
まず、約3年間アラビアのナバテア王国で伝道をしました。そしてダマスコに戻り、そこからエルサレムへ向かいました。しかしエルサレムに到着すると、聖徒たちはサウロを疑い、彼が本当に弟子になったことを信じることができず、近づこうとしませんでした。
バルナバのとりなし
その時、サウロを助けたのがバルナバでした。バルナバはサウロを使徒たちのところへ連れて行き、彼を紹介しました。特にペテロとヤコブにサウロを紹介したのです。
バルナバは以前、自分の土地を売って教会に献金した人物でした(使徒4章)。これは献金をごまかしたアナニヤとサッピラとは対照的な人物です。
バルナバは、
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サウロがダマスコへ向かう途中でイエスに出会ったこと
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ダマスコでイエスの御名を大胆に宣べ伝えたこと
これらの出来事を使徒たちに説明しました。
サウロとペテロの交流
その後サウロは、ペテロの家に15日間滞在しました。そしてエルサレム教会の聖徒たちと交流を持つようになりました。
また会堂では、ギリシャ語圏のユダヤ人たちと議論し、福音について論じました。
(2)2回目のサウロ暗殺計画
しかしサウロの働きはすぐに迫害を受けました。
エルサレムのギリシャ語圏ユダヤ人たちは、サウロを殺そうとしました。これはサウロにとって2回目の暗殺計画でした。
最初の暗殺計画はダマスコで起こりました。ナバテア王国の高官がサウロを捕らえようとしました。
エルサレムでは、教会の兄弟たちがこの暗殺計画を知りました。そして神様もサウロにエルサレムを離れるように示されました。
そこで兄弟たちはサウロをカイザリヤへ連れて行き、そこから彼の出身地タルソへ送り出しました。
(3)教会の成長
この出来事の後、教会は大きく成長しました。
教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地域に広がり、平安を保つようになりました。ステパノの殉教から始まった激しい迫害は、サウロの回心によって一つの区切りを迎えたのです。
教会は
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主を恐れ
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聖霊に励まされながら歩み
その結果、信者の数は次第に増えていきました。
2.適用
(1)伝道は最初からうまくいくものではない
サウロは非常に優れた知恵を持ち、議論でも誰も打ち勝つことができないほどの人物でした。しかし、そのサウロでさえ伝道は順調ではありませんでした。
ダマスコでもエルサレムでも、彼は殺されそうになりました。
イエス様の働きも同じでした。イエス様は悪霊を追い出し、病人を癒し、多くの奇跡を行いました。しかしそれでも、コラジン、ベツサイダ、カペナウムの人々は信じませんでした(マタイ11章)。
ですから私たちが、すぐに結果を求めるのは間違いです。言語を学ぶ時や技術を身につける時、また営業活動をする時と同じように、すぐに結果が出ないのは当たり前です。
(2)しかし神様は助け人を送ってくださる
サウロはバルナバを通してエルサレム教会とつながることができました。バルナバがペテロやヤコブとの橋渡しをしてくれたのです。
イエス様にも助け人がいました。
ベタニヤのマルタ、マリア、ラザロの家族、そしてペテロやヨハネなどの弟子たちです。
神様は私たちにも必ず助け人を送ってくださいます。神様は人を一人で伝道させる方ではありません。
私自身も、神様が妻を送ってくださったことを感謝しています。
(3)だから人ではなく主を恐れて歩もう
エルサレム教会が成長した理由は、人を恐れたからではありません。主を恐れ、聖霊に励まされて歩んだからです。
ユダヤ、サマリヤ、ガリラヤに御言葉が広がったのも、使徒たちがその地にとどまり続けたからでした。
イエス様も多くの迫害を受けました。しかし十字架の道を最後まで歩み続けました。その結果、私たちは救いを受けることができました。
私たちも忍耐して続けるなら、必ず良い実を見ることができます。今は苦しい時があっても、必ず平安の時が訪れます。教会もまた、財政的な苦しみから解放される時が来るでしょう。
3.まとめ
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伝道はすぐに結果が出るものではない。
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しかし神様は必ず助け人を送ってくださる。
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私たちは人を恐れてやめるのではなく、神様を恐れて御言葉を伝え続けよう。
私たちもサウロのように使命に生き、またバルナバのように人を助ける者となっていきましょう。


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