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新しい契約と聖餐式(エレミヤ31:31-34)
고요한 2025-11-22 추천 0 댓글 0 조회 15

20251123日曜日本語礼拝

聖書:エレミヤ31:31−34

題目:新しい契約と聖餐式

賛美:16、229(聖餐式)、523、540

説教:高曜翰 牧師

 

“主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家とユダの家とに新しい契約を立てる日が来る。

この契約はわたしが彼らの先祖をその手をとってエジプトの地から導き出した日に立てたようなものではない。わたしは彼らの夫であったのだが、彼らはそのわたしの契約を破ったと主は言われる。

しかし、それらの日の後にわたしがイスラエルの家に立てる契約はこれである。すなわちわたしは、わたしの律法を彼らのうちに置き、その心にしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となると主は言われる。

人はもはや、おのおのその隣とその兄弟に教えて、『あなたは主を知りなさい』とは言わない。それは、彼らが小より大に至るまで皆、わたしを知るようになるからであると主は言われる。わたしは彼らの不義をゆるし、もはやその罪を思わない」。”

‭‭エレミヤ書‬ ‭31‬:‭31‬-‭34‬ 口語訳‬

1。契約とは何か

 古代のアブラハム時代と同じ生活様式を保つベドウィン族には、「塩の契約」という慣習があります。塩を分け合うことは、敵対者であっても「兄弟」とみなすほど強い契約です。ある盗賊の話が伝わっています。旅人を襲うために忍び込んだ盗賊が、旅人から差し出されたスープに入っている塩を口にした瞬間、震えながら言いました。「私はあなたの塩を食べてしまった。あなたを傷つけることはできない。」そして盗賊は、旅人を守って送り届けたのです。

 聖書でも「塩の契約」(民数記18:19/歴代下13:5)という言葉が用いられ、これは神の契約が塩のように永続し、変わらないことを象徴しています。神が契約を結ばれるのは、私たちを縛るためではなく、守り、祝福するためです。

2。本文解説

 背景を説明します。当時のイスラエルは、偶像礼拝、子どもの犠牲、不正、暴力、礼拝の形式化、弱者の虐待などを行い、神と結んだモーセの契約を破り続けていました。その結果、神はバビロン捕囚という懲らしめを与えつつ、同時に回復の約束として「新しい契約」を告げたのです。

 31節を見てください。北のイスラエルにも、南のユダにも、失われた民すべてに対して「新しい契約を立てる日が来る」と神は約束されました。裏切ったイスラエル全体を神は諦めず、新しい契約をもって迎えることにしたのです。当時、私たち異邦人は無関係でしたが、キリストによって私たちも共同相続人となりました(エペソ3:6、ヘブル12:24)。

 32節を見てください。新しい契約は、かつてシナイで結ばれたモーセの契約とは異なります。破られた理由は神ではなく、イスラエル側にありましたが、人間の弱さゆえに守れなかった契約に対し、神はまったく新しい性質の契約を与えるのです。

 33節を見てください。新しい契約は旧契約とどのように違うのでしょうか。モーセの契約では、律法は石に書かれ、人間の努力によって守るものでした。しかし新しい契約では、「わたしの律法を彼らの内に置き、その心に記す」とあります。これは、聖霊が私たちの内に住み、内側から神に従えるように造り変えることを意味します。

 34節を見てください。旧約では、祭司や預言者を通して神を知りました。しかし新しい契約では、大きな者から小さな者に至るまで、聖霊が直接神を知らせるのです。私たちは祭司を通さずに、誰でも直接神に祈り、御言葉を受けることができるのです。そして「わたしは彼らの咎を赦し、その罪をもう思い出さない」と完全な赦しを約束しました。罪の赦しが一時的なものではなく、キリストの十字架によって完全になったのです。これこそが新しい契約の中心です。

3。適用

 今日、聖餐式にあずかる私たちは、新しい契約が与える三つの恵みを思い起こす必要があります。

①義認 ― キリストの血による完全な赦し

“感謝してこれをさき、そして言われた、「これはあなたがたのための、わたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。 食事ののち、杯をも同じようにして言われた、「この杯は、わたしの血による新しい契約である。飲むたびに、わたしの記念として、このように行いなさい」。”

‭‭コリント人への第一の手紙‬ ‭11‬:‭24‬-‭25‬ 口語訳‬

 私たちは契約を守れない存在でした。しかし神は、破られた契約の責任を人間に追求するのではなく、御子を完全な犠牲として与え、新しい契約を与えたのです。聖餐式は、キリストの血によって赦され、神の前に義とされた新しい契約を思い出す時間です。

②聖化 ― 聖霊による内側からの変革

“しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、 柔和、自制であって、これらを否定する律法はない。 キリスト・イエスに属する者は、自分の肉を、その情と欲と共に十字架につけてしまったのである。”

‭‭ガラテヤ人への手紙‬ ‭5‬:‭22‬-‭24‬ 口語訳‬

 新しい契約は赦しだけでは終わりません。律法が心に書かれるとは、聖霊が内側から私たちを造り変えることです。努力だけではなく、聖霊の助けによって神に従う者へと「今も」変えられ続けています。聖餐式は、私たちが新しい契約の中で成長しつつある存在であることを思い出す時間です。

栄化 ― キリスト再臨の完成に向かう希望

“だから、あなたがたは、このパンを食し、この杯を飲むごとに、それによって、主がこられる時に至るまで、主の死を告げ知らせるのである。”

‭‭コリント人への第一の手紙‬ ‭11‬:‭26‬ 口語訳‬

 赦しは与えられ、変革は始まりました。しかしその完成は主の再臨です。この世の誘惑や自責感は、私たちに新しい契約を忘れさせようとします。だからこそ聖餐式は、

「キリストが来られるその日まで」の信仰を新たにするためにあります。

4。まとめ

 新しい契約は、変わらない神が、破れた古い契約に代えて与えた救いの契約です。キリストの血によって私たちは完全に赦され、神の前に義とされました。そして聖霊が心に律法を書き、私たちを内側から造り変えてくださいます。再臨の日に栄化が完成するまで、聖餐は新しい契約を思い出す大切な礼典です。この世の誘惑や迫害に負けないために、聖餐を通して新しい契約の恵みを再確認し続けましょう。 

 

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