20210220早天祈祷会 in Jesus Love Church
聖書:マルコ7:24−30
題目:拒絶するイエス
賛美:351
説教:高曜翰 伝道師
イエスとカナン人の女性の信仰
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イエスのツロ訪問
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イエスは弟子を連れてツロの地方に行かれた(24節)。
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当時、ユダヤ人は異邦人と接触すると汚れると考えていたため、異邦人の地に行くことは習慣に反していた。
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カナン人は神に見捨てられたとされる人々だった。
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なぜ50マイルも歩いてツロに行ったのか?
→ 弟子たちに、言葉だけでなく行動でも教えるため。 -
手洗いの問題でパリサイ人と議論した際、イエスは「外からではなく、中から出るものが人を汚す」と教えられた(16節)。
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ペテロは理解できず、「説明してください」と尋ねた(マタイ15:15、マルコ7:17)。
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カナン人女性の登場
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イエスが家に隠れていたところ、カナン人の女性がイエスを見つけ、悪霊に取り憑かれた娘のために助けを求めた。
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女性は「主、ダビデの子よ」と呼び、イエスが誰かをよく知っていた(マタイ15)。
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イエスは最初無視したが、女性はあきらめずに叫び続けた。
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弟子たちは追い返すよう頼んだが、女性は忍耐強く助けを求めた。
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イエスの教え
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イエスは「イスラエルを救うために来たのであって、異邦人のためではない」と言われた。
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さらに、「まず子供たち(ユダヤ人)を満腹させなければ、子犬(異邦人)に投げ与えることはできない」と話された。
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女性は怒らず、イエスの言葉を理解した。
→ 「お言葉通りです。でも食卓の下にいる子犬も、子供たちのパンくずをいただきます」と答えた。 -
当時、パンの残りを犬に与える習慣があったことから、女性は謙虚に理解し、イエスにすがった。
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女性の信仰の特徴
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一生懸命に(열심히)、忍耐強く(인내)、謙虚に(겸손)、理解しようとする心(이해하려고 하는 마음)。
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娘のために自分のプライドを捨て、ただ主にすがる信仰を示した。
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その結果、娘は癒された。
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イエスの行動の意図
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隠れる、無視する、冷たくする、子犬と呼ぶ行為は、女性の信仰を試すだけでなく、ユダヤ人の悪い習慣を見せるためでもあった。
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それでも主に近づく異邦人女性の行動は、神の祝福は資格に関係なく、信仰ある者に与えられることを示す。
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2種類の人間
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異邦人のように「自分には神の祝福を受ける資格がない」と信じる人。
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ユダヤ人のように「こんなに頑張っているのに、なぜ祝福してくれないのか」と不満を抱く人。
私たちへの教訓
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結婚や牧師の召命など、自分の人生に不安を感じることがあるかもしれない。
❌ 「私のような人間は結婚できない」
❌ 「こんなに頑張っているのになぜ結婚させてくれないのか」
⭕ 「神の言葉にしがみついて生きる」 -
人生をよく見せようとするのではなく、カナン人女性のように神の考えを探し、忍耐を持って従うことが大切。
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外見や形式にこだわりすぎるユダヤ人ではなく、内面において、一生懸命、忍耐強く、謙虚に神の意思を探す生き方をしよう。


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