20210227早天祈祷会 in Jesus Love Church
聖書:マルコ12:35−40
讃美:91
説教:高曜翰 伝道師
イエスと律法学者たち
12章では、さまざまな人々がイエスを攻撃しました。
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パリサイ人・ヘロデ党:税金の問題で攻撃
(ヘロデは政治のために神殿を立て直す一方で、異教の神ジュピターを持ち込んでいた) -
サドカイ人:復活の問題で攻撃
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律法学者(書記):律法の理解を問う
いずれも、目的はイエス・キリストを陥れるためでした。
そこでイエスは反撃されます。
「キリストはダビデの子か?」という問い
イエスは尋ねました。「なぜ人々はキリストをダビデの子と言うのか?」
ユダヤ人は答えました。「メシアはダビデの子孫から出る。」
聖書を見れば、確かにダビデの子=メシア(キリスト)と記されています。しかしイエスはこう言われました。
「ダビデ自身が主(God)に言った、『私の主(Christ)の敵をあなたの足の下に従わせるまで、私の右の座についていなさい』」(マルコ12:36、詩篇110:1-2)
子が父を主と呼ぶのは自然ですが、父が子を主と呼ぶのは不思議です。
つまり、キリストはダビデの子孫として生まれる前から既に存在しており、ダビデよりも前から主であることを示しています。
メシアに対する考えの違い
ユダヤ人の考え:
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メシアは政治的にイスラエルをローマの圧政から解放する王であり、ダビデと同じ性質を持つ存在
イエスの教え:
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イエスはダビデの子ではあるが、単にダビデの性質を受け継ぐ人間ではなく、神である
律法学者たちの問題
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聖書の専門家であるにもかかわらず、イエスの質問に答えられなかった
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神を知ることよりも、自分を人によく見せることに関心がある
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知識はあるが、重要な内部の理解ができない
例:神は私たちを用いてくださることを知っていても、卑屈になり不安になる人がいる
結論
律法学者たちが理解できなかったのは勉強不足ではありません。
私たちがどれだけ勉強して賢くなっても、神に焦点を当てなければ、律法学者たちのように神のことを正しく理解することはできません。


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