20210317早天祈祷会 in Jesus Love Church
聖書:ルカ11:29–32
題目:「しるし」では信じない
説教:高曜翰 伝道師
1.人々は「しるし」を求める
人々は
聞く → 見る → 信じる
という順序で動く。
しかしイエスは、
聞く → 信じる → 見る
という順序を示された。
――神の言葉を聞き、それを行う人が祝福を見るからである。
「見ること自体」が悪いのではなく、
見るまで信じない心が悪いのである。
2.与えられるのは「ヨナのしるし」だけ
イエスは言われた。
「ヨナのしるし以外は、この時代には与えられない。」
ヨナは当時、人気のある預言者ではなかった。
ユダヤ人にとって恥となるかたちで、異邦人が救われたからである。
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ヨナは、神の怒りを和らげるためにニネベに遣わされた。
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ヨナは3日間、魚の腹の中で死んだような状態にあった。
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その後ニネベに行き、40日間裁きの説教をした。
同じように、
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イエスも神の怒りを和らげるためにこの地に来られた。
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イエスも3日間、墓の中に死んでおられた。
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その後40日間にわたり弟子たちに教え、宣べ伝えた。
この時代に示されるしるしは、ヨナと同じ「死と復活」のしるしである。
3.南の女王の姿勢
南の女王は、ソロモンのわずかな噂を聞いただけで、遠くから彼に会いに来た。
聞いて、信じて、行動したのである。
そしてソロモンより偉大なのがイエスである。
ソロモンはダビデの子だが、イエスはダビデの子以上、神の子であるからだ。
4.異邦人の心とユダヤ人の心
南の女王も、ニネベの人々も異邦人だった。
それにもかかわらず、イスラエルの民より心が開かれていた。
彼らはイエスより小さな人物の言葉を聞いて悔い改めた。
しかしユダヤ人はどうだったか。
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ヨナは逃げ出し、人々が滅びることを望んだ預言者
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イエスは従順で、人々を世話し、癒された
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ヨナの説教は「この町は滅びる」という粗末なもの
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イエスは3年半、豊かな教えを語り続けた
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ヨナは奇跡を行わなかった
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イエスは毎日のように奇跡を行った
それなのにユダヤ人は悔い改めなかった。
人々はローマを打ち破る軍事的しるし、政治的独立につながる印を求めていた。
しかし、イエスが示したのはまったく別のしるしだった。
欲望に目が曇った者には、イエスのしるしが見えても理解できない。
結論
私たちに必要なしるしは、すでに十分与えられている。
大きな奇跡を求める必要はない。
小さな光で、信じるには十分である。
信じられない、従順になれない原因は、自分の心の中にある。
悪い例:
「結婚させてくれたら、もっと神様に仕えます。」
必要なのは、しるしではなく、
従順な信仰である。


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