20210930早天祈祷会 in Jesus Love Church
聖書:ヨシュア記10:1-43
題目:主の戦い方
賛美:292番
説教:高曜翰 伝道師
エルサレムの王は、イスラエルを非常に恐れました。それは、大きく勇士の多い町ギブオンがイスラエルに降伏したからです。そこで、エモリ人の五人の王(エルサレム、ヘブロン、ヤルムテ、ラキシュ、エグロン)が軍を集め、ギブオンを攻撃しようとしました。
ギブオンはイスラエルと盟約を結んでいたため、イスラエルは彼らを助けるためにギルガルの陣営から出発します。その時、神様はヨシュアに「恐れるな」と励ましの言葉を与えられました。
ギルガルからギブオンまでは険しい上り坂でしたが、イスラエルは夜通し歩き続け、夜明け前に奇襲を仕掛けました。
→信仰によって決断したなら、その歩みを止めてはならないという教えがここにあります。
(例:神の警告を無視し、悔い改めようとしない信徒とは対照的)
この戦いで主はイスラエルのために戦われました。
1.主は雹を降らせ、逃げる敵兵を多く打ち倒された。
2.太陽が一日ほど沈まなかった。
「太陽が沈まなかった」との記録は、ヘブル語では「通常とは違う動きをした」という意味にも解釈でき、金環日食や金星・月との関係など、さまざまな説があります。
また、NASAの人工衛星打ち上げのための天体計算において、
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ヨシュアの時代の「太陽が止まった日」
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ヒゼキヤの時代に「影が十度戻った日」
この二つを計算に組み込むと整合が取れると言われる説もあります。
こうした神様の介入によって、イスラエルは敵の徹底追撃を完遂することができました。
戦いの後、洞窟に隠れていた五人の王を閉じ込め、戦闘が終わってから彼らを処刑しました。その後イスラエルは、マケダ、リブナ、ラキシュを攻略し、ラキシュを助けようと出てきたゲゼルの王も撃破しました。さらにエグロン、ヘブロンも制圧し、ユダの山地一帯を完全に征服しました。
ギブオンを助けたという決断は、人間的な計算ではなく「信仰による決断」でした。だからこそ、神様が後の戦いのすべてにおいてイスラエルを助けてくださったのです。
神様のわざは地上の天候だけでなく、宇宙そのものを動かす力を持っています。この勝利は、「主にあって決断し、主にあって行動すること」の重要性をはっきりと示しています。


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