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この世での戦い(ヨシュア14:6–13)
고요한 2025-11-30 추천 0 댓글 0 조회 3

 

20211003日曜礼拝 in Jesus Love Church

聖書:ヨシュア14:6–13
題目:この世での戦い

説教:高曜翰 伝道師

1.イスラエルの征服戦争とクリスチャンの歩み

イスラエルが行った征服戦争は、クリスチャンがこの世をどのように生きるべきかを示す霊的な象徴です。
救われたなら、豊かで平穏な人生を期待する人もいます。外見も知恵も良くなり、健康と富に恵まれ、周りには善良な人だけが集まる…もしそうなれば、神を信じる人はもっと増えるのに、と考えるかもしれません。

しかし現実には、信仰を持つとむしろ礼拝を妨げる勢力が起こり、戦いが始まります。
イスラエルがヨルダン川を渡り、エリコ・アイ・ギブオン、さらに南と北の地を戦って征服したように、私たちも洗礼後は霊的戦いの人生が始まるのです。

天国行きのチケットを得たからといって、「あとは好き勝手に生きる」わけではありません。
神様はアブラハムに約束された地を与えておられましたが、そこには異民族が住んでおり、戦って征服する必要がありました。

神様は、私たちが何もしなくても祝福だけ整えてくださる方ではありません。
私たちの働きを通して、与えられる祝福の素晴らしさを体験させてくださいます。
(例:親の大変さは、親になって初めて分かるように。)

イスラエルは戦いを通して、神の軌跡を数多く経験しました。
── ラッパで崩れた城壁、雹で倒れた敵、沈まなかった太陽、歩兵だけで騎馬と鉄の戦車に勝利した戦い。
戦いを通してこそ、神の祝福の大きさを理解できたのです。

私たちクリスチャンにも祝福はすでに約束されています。しかしそれを実際に体験するためには、地上で戦わなければなりません。
ヨシュア記は、信仰の人生が戦いであることを教えています。


2.約束の地の七部族の征服

イスラエルは七つの部族の土地を征服し、そこを分配して占領しなければなりませんでした。神様はその地の住人を残らず滅ぼすよう命じられました。彼らの罪は極めて深く、モレク崇拝によって自分たちの繁栄のために子どもを犠牲にするほどでした。

私たちは「誰が救われるか」を判断すべきではありませんが、聖書には「神が彼らの心を固くされた」とあります(例:ファラオ、ローマ書)。
これは、彼らの悪を神が止めず、そのままにされたという意味です。

律法の朗読を聞いた時、彼らはイスラエルを敵と認識しました。神はイスラエルを彼らを裁く器として用いたのです。
私たちは、救いに選ばれたことを感謝し、神の基準に従って生きなければなりません。


3.カレブ

ここから占領政策が本格的に始まります。
ユダ族のカレブ(85歳)は、ヘブロンを相続地として求めました。ヘブロンは城塞都市であり、アナク人という巨人族が住んでいた地です。かつてイスラエルが約束の地に入れなかった原因となった強敵でした。

しかしヘブロンは、アブラハムが住み、主が現れた特別な場所でもあります。

カレブは、自分の健康を「自分の努力の成果」ではなく、「この戦いのために主が残してくださったもの」と受け止めました。
彼は見えるものではなく、見えないものに価値を置き、過去の成功ではなく未来の使命を重んじました。
そして神の兵士として生涯戦い続け、最終的に他の部族とは対照的に敵を完全に追い払いました。

カレブにとって問題の大きさは関係ありませんでした。
なぜなら、戦うのは自分の力ではなく神様の力だからです。


4.ユダとヨセフ族

ユダ族はエルサレム攻略を担当しましたが、住民エブス人を完全に追い払えませんでした。
エルサレムは自然の地形による難攻不落の要塞であり、彼らは戦いよりも和平を選びました。
これは、神の命令よりも自分たちの平安を優先した怠慢の現れです。

ヨセフ族(エフライム・マナセ)は北部を担当し、多くの祝福を受けた部族でした。しかし彼らは鉄の戦車を恐れ、戦おうとしませんでした。
過去にヨシュアの指揮下で鉄の戦車に勝った経験があるにもかかわらず、技術や力のあるカナン人を恐れ、彼らを追い払わず奴隷として残しました。

彼らの心には、神の約束よりも人間の力への恐れが働いていたのです。


5.他の七部族の怠慢

18章では、まだ占領に取りかかっていない七部族がいました。
彼らは動かず、問題を先延ばしにしていたのです。

ヨシュアに言われて土地を調査することはしましたが、自ら進んでくじを引こうとはしませんでした。それでも、与えられる土地だけはしっかり受け取ります。

── 礼拝もせず御言葉も学ばないのに、祝福だけ求める人の姿に似ています。
そこには自己中心で不誠実な態度が見られます。


6.ヨシュア

約100歳のヨシュアは、最後に自分の相続地を選びました。
彼は山を自ら耕し、村を建て、与えられたものを感謝して発展させました。
自分の豊かさよりも、イスラエル全体の祝福を優先し続けたのです。

「逃れの町」を整え、死ぬ直前までイスラエルを導き、父親のように霊的に支えました。
── ボロボロの服を着続けてでも、子どもに良いものを着せたい父の姿のように。 

ヨシュアは物質よりも全体の霊的豊かさを大切にしました。​


7.過去の私、そして今の私

かつての私は、物質的な豊かさを求めて信仰生活をしていました。
救われたのは自分の信仰が立派だからだと思い、祝福は努力の結果だと考えていました。
父の教会が小さいのは、信仰が正しくないからだと勝手に判断していました。
牧師になろうと決意したのも、「父よりも正しく教えられる」と思い込んでいたからです。

そのように考えていた私は、バプテスマのヨハネの死が理解できませんでした。
「こんなに献身的に、平和を愛して生きているのに、なぜ神様は彼を守られなかったのか」と。

しかし、今の私は気づきました。

私が救われたのも、祝福を受けているのも、私の信仰が高いからではありません。
神様が私を救い、祝福してくださったのは、
私が豊かに、楽しく生きるためではなく、
まだ救われていない人々のために生きるためである
ということです。

救いも祝福も「ゴール」ではなく、目的のための準備段階です。
それは始まりであり、私が今生きている理由です。

私たちの使命は、霊的な戦いのためです。
しかもその戦いは、私自身のためではなく神様のためです。
その戦いは、私の能力でなく、神様の能力によって行われます

カレブは自ら困難な地を選び、外敵と戦いました。
ヨシュアは自分の利益ではなく、イスラエル全体のために戦いました。
彼らは自分を誇るためでも、憎しみによるものでもなく、
神様に与えられた使命を果たすために戦ったのです。

私たちが生かされているのは、その使命を果たすためです。
私たちが死ぬときは、その使命を全うしたときです。
バプテスマのヨハネが殉教したのは、使命を終えたからです。
モーセもヨシュアも同じです。
使命を果たした者は、戦いを終え、天の安息へと入っていくのです。


結論

クリスチャンは戦わなければなりません。
戦いから逃げてはいけません。
主のために戦うことは決して恥ではありません。

それは信仰を守る義の戦いであり、
神の国がこの地で現されるための戦いだからです。

戦わないクリスチャンはこの世と妥協し、霊的な戦いに負けてしまいます。
私たちが祝福を受けているのは、自分の実力の結果でも、神様からのご褒美でもありません。

私たちが今ここに生きているのは、神様の目的を達成するためです。

従順に従うなら、目的を果たすまでは死にません。
そして、その武器は自分の能力ではなく、信仰です。

モーセの時代のイスラエル人は、自分の力で問題を解決しようとし、
神の目的を果たせず途中で死にました。
しかしその子どもたちは、神が戦ってくださることを知り、約束の地を得ました。

多くのイスラエル人が目的を全うできずに終わりましたが、
カレブとヨシュアは使命を果たし、死にました。

戦いに参加することで、私たちは神の偉大さを体験し、変えられ、
祝福を受け、使命を全うする人生を送ることができます。


賛美前

では、なぜ私たちは教会で礼拝を捧げるのでしょうか?

祝福をたくさん受けて、自分の人生を豊かにするためでしょうか?
死の問題を解決して、天国へ行く安心感を得るためでしょうか?
次々に出てくる人生の問題を解決するためでしょうか?

神様はそのために祝福をくださるわけではありません。

祝福とは、私たちが平安に暮らすためのものではなく、
神様の栄光のために礼拝を捧げるために与えられたものです。信じますか?

祝福は、神の国のために、
間違った世界観・価値観と戦う人に与えられるものです。信じますか?

祝福は、戦いに勝利し、
罪に囚われている人々を救うために与えられるものです。信じますか?

クリスチャンとして生きるとは、
神の栄光のために霊的戦いの中を生きることです。
そしてその戦いは、 

私たちを通して主が行われるということを忘れないでください。 

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