20230807 早天祈祷会
聖書:出エジプト25:22-30
題目:天幕を通して現れるキリスト
賛美:440
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
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1.本文解説
① 天幕作成の目的 天幕が造られた第一の目的は、聖なる神様が罪ある人間の間に住まわれるためでした。第二に、神の民が神様と交わり、礼拝するためです。さらに、民自身が捧げ物を集め、天幕を造ることによって、その価値と重みを自ら知るためでもありました。
天幕に関する具体的な指示は、重要な部分から始まり、外側へと広がっていく順序で与えられています。まず契約の箱から始まり、最終的には幕屋の庭で終わります(27:9〜19)。香をたく祭壇(30:1〜10)と洗盤(30:17〜21)はこの段階では除外されており、これらは祭司制度と深く関係するため、後に命じられます。
② 契約の箱(10〜16節) 契約の箱はアカシヤ材で造られました。1キュビトを約44cmとすると、その大きさはおよそ110cm×66cm×66cmになります。箱の内側と外側はすべて純金で覆われていました。
持ち運びができるよう、箱の四隅には四つの金の環が取り付けられ、そこに棒を通して担ぐようにされました。この棒は外してはならず、人が誤って箱に触れないようにするためのものでした。実際に、これを軽んじた結果として悲劇が起こったことが、Ⅱサムエル6:6〜7に記されています。
箱の中には、十戒が刻まれた二枚の石の板が納められました。他宗教のような偶像ではなく、神との契約条項そのものが納められていたのです。これは、契約に基づく神の愛と義を信頼する者だけが神に近づくことができる、ということを示しています。
③ 贖いのふた(17〜22節) 贖いのふたは契約の箱の上に置かれ、その大きさは箱と同じでした。素材はすべて純金で作られています。両端には二つの金のケルビムが造られ、互いに向かい合い、翼を上に伸ばして贖いのふたを覆う形をしていました。
ケルビムは天使の中でも最高位にあたる存在で、翼を二つ持ちます。次に位の高いセラフィムは六つの翼を持ち、一般の天使には翼がありません。
ケルビムには三つの重要な役割があります。第一に、そこは神様が座される場所です(Ⅰサム4:4、Ⅱサム6:2、Ⅱ列19:15、詩80:1)。英語では「マーシー・シート(慈悲の座)」と呼ばれます。第二に、罪を覆う場所です。「カッポーレッ」というヘブル語は「覆う」「隠す」という意味を持ち、レビ記16章では、大祭司が年に一度、血を振りかける場所として描かれています。第三に、啓示の場です。神様はケルビムの間から語られ、モーセはその言葉を聞きました(22節)。
④ 供えのパンの机(23〜30節) 供えのパンの机は、アカシヤ材で作られ、その表面は純金で覆われていました。持ち運びのために金の環とかつぐ棒も備えられていました。大きさは契約の箱よりやや小さく、約88cm×44cm×66cmです。この机は至聖所ではなく、聖所に置かれました。
⑤ 供えのパン 供えのパンは、パン種の入らない丸くて薄いパンが十二個用意されました。六個ずつ二列に並べられ、それぞれの列には乳香が添えられました(レビ24:5〜7)。乳香はパンの代わりに燃やされ、主に捧げられました。
この十二のパンはイスラエルの十二部族を表し、民が常に神の御前を歩んでいることを自覚するためのものでした。パンは週に一度、安息日ごとに新しくされました(レビ24:8)。この奉仕を担ったのはケハテ族であり(Ⅰ歴9:32)、供えられたパンは聖別されたものとして、祭司だけが食べることを許されました。ダビデとその供の者がこれを食べたことも記されています(Ⅰサム21:4〜6)。イエスはこの出来事を引用し、「安息日は人のためにある」と語られました(マタ12:3〜4)。
2.適用
① 幕屋を通して現れるイエス・キリスト ヨハネ1:14には、「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた」とあります。「住まわれた」という言葉は、ギリシア語で「スケノーオ」といい、「幕屋を張る」という意味を持っています。旧約時代、神は幕屋の中に栄光を現されましたが、新約時代には、イエス・キリストのうちに栄光を現されました。メシアの受肉とは、神が地上に幕屋を張られたことを意味します。イエスの御体こそ、幕屋であり神殿なのです。
② 三日後に建て直されるイエス・キリスト ヨハネ2:18〜21において、イエスは「この神殿を壊してみなさい。わたしは三日でそれを建てよう」と語られました。ユダヤ人たちは建物の神殿のことだと誤解しましたが、イエスはご自分の体の神殿について語っておられました。イスラエルの民が幕屋の栄光を見て神の臨在を確認したように、私たちはイエスのうちに現された栄光を見て、神が共におられることを知るのです。
③ 贖いのふたとキリスト ヘブル9:1〜14は、贖いのふたがキリストの贖いを示す型であることを教えています。やぎの血がふたの上に振りかけられ、罪に対する神の怒りが静められましたが、これはイエスが十字架で私たちの罪のために死なれたことを指し示しています。キリストの犠牲は一度限りであり、その効力は永遠に続きます。
④ 供えのパンとキリスト ヨハネの福音書でイエスは三度、「わたしはいのちのパンです」と語られました(ヨハ6:35、48、51)。パンはユダヤ人にとって深い霊的意味を持ち、種入れぬパン、天からのマナ、供えのパンを連想させます。荒野でイスラエルを養われた神は、新約において、イエス・キリストご自身を私たちの霊のパンとして与えてくださいました。「いのちのパン」は、毎日食べる必要があります。すなわち、神の言葉を日々受け取ることが必要なのです。
3.まとめ
① 幕屋の中に示された意味 契約の箱は、契約に入った者だけが神に会えることを示しています。贖いのふたは、罪の清めは神のもとでしか成し得ないことを教えています。供えのパンは、この世の罪に染まったパンではなく、神の与える罪なきパンによって生かされることを示しています。
② イエス・キリストは現代の天幕である 私たちは毎日、聖書の言葉を通してイエス・キリストと出会い、神が共におられる恵みの中で一日一日を歩んでいきましょう。


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