20231206水曜祈祷会
聖書:エレミヤ14:14–16
題目:偽預言者
賛美:260、265、259、261
説教:高曜翰
場所:중앙성서교회
聖書朗読(エレミヤ14:14–16)
主はエレミヤに言われた。預言者たちは主の名によって偽りの預言をしているが、主は彼らを遣わしておらず、命じても語りかけてもいない。彼らは偽りの幻、占い、価値のないもの、そして自分の心の欺きをもって民に語っている。
それゆえ主は言われる。剣も飢饉もこの地に来ないと語るその預言者たちは、剣と飢饉によって滅ぼされる。その預言を信じた民もまた、剣と飢饉によって倒れ、エルサレムの通りに投げ捨てられ、葬る者もいなくなる。これは、主が彼らの悪をその上に注ぐからである。
Ⅰ.導入:ロマンス詐欺から学ぶ
1.ロマンス詐欺(Romance Scam)
(1)アメリカFTC調査データ
2017年:87百万ドル(約1,000億ウォン)、17,000人
2018年:145百万ドル、22,000人
2019年:202百万ドル、25,000人
2020年:307百万ドル、33,000人
2021年:547百万ドル(約7,000億ウォン)、56,000人
(2)主な特徴
偽の写真や肩書きを使用する
ハンサム・美女の写真、米国軍人、高学歴・高収入などを強調する。甘い言葉で積極的に褒め、安心させる(Love Bombing / Love Shower)
結婚をほのめかしながら財産をだまし取る
結婚を理由に相手を孤立させ、送金させる。
→ 偽物に出会わないことはほぼ不可能である。
→ 重要なのは「本物か偽物かを見分ける知恵」を持つことである。
Ⅱ.エレミヤの置かれた状況
1.敵に囲まれた預言者
民は「天の女王」にのめり込んでいた。
祭司たちは偶像礼拝を行い、エレミヤを殺そうとした。
預言者たちまでもが偽りを語っていた。すなわち、偽預言者である。
2.終末論における偽預言者の重要性(黙示録12–13章)
偽の三位一体(False Trinity)
サタン(偽の父):赤い竜
反キリスト(偽の子):海から上がる獣
偽預言者(偽の聖霊):地から上がる獣
偽預言者は多く現れ、しるしと不思議を行い、反キリストを拝ませる(マタイ24:24)。
Ⅲ.偽預言者の特徴(エレミヤ14:14、23:16)
1.偽りの啓示(False Vision / 거짓 계시)
「啓示(Hazon)」とは、本来、神が示す未来の幻である。
偽預言者は、聖書に書かれていないことを、あたかも神の言葉であるかのように語る。
2.占いと価値のないもの(Divination & Worthless Idols)
占い(Qesem):この世が示す未来
価値のないもの(Elil):無価値な偶像
→ この世的で魅力的な将来像を語り、偽りの安心感を与える。
3.自分の心の欺き(Delusions of Their Own Mind)
「Torah(欺き)」:単なる嘘ではなく、人を誤解させること。
神の御心ではなく、自分の思い通りになる方向へ導く。
神の栄光のために見せかけながら、実際には自分の栄光へ導く。
Ⅳ.具体例:ギブオン出身ハナヌヤ(エレミヤ28章)
1.偽りの啓示
ハナヌヤは、「二年以内にバビロンのくびきを砕き、神殿の器と捕囚の民を帰還させる」と語った(28:2–3)。
一方エレミヤは、「バビロンに仕えよ。器はバビロンで保管され、時が来れば戻される」と語った(27:17、22)。
→ 偽預言者は、神の言葉ではなく、反対の言葉を語る(23:16)。
2.人々を喜ばせるパフォーマンス
ハナヌヤは、エレミヤの首のくびきを砕き、主の言葉を示したかのように振る舞った(28:10–12)。
人々はその行為と語る未来に魅了された。
3.自分の心の欺きの結末
平安だけを語り、剣も飢饉も来ないと言ったハナヌヤは、偽りの希望を与えた罪によって死んだ(28:15–17)。
彼は、人々を誤解させ、神の救済計画を妨げた。
Ⅴ.異端と偽預言者の共通点
偽りの啓示:偽の聖書や、聖書にない教えを用いる。
役に立たない占い:良いことばかりを語り、褒め続ける(Love Shower)。
自分中心の欺き:神ではなく、人や指導者に心を向けさせる。
神の栄光ではなく、自分の栄光を求める。
賛美歌259番「イエス 十字架に流された血によって」
私たちはイエスの血によってのみ清められ、救われる。
私たちはイエスに従う者である。
偽預言者はイエスを認めず、私たちをイエスから遠ざける。
Ⅵ.新約聖書における偽預言者(Ⅰヨハネ4章)
1.イエスを告白しない(4:3)
イエスが肉体をもって来られたメシアであることを否定する。
神の教えと反対のことを語る。
2.世のことを語る(4:5)
神の国よりも、この世の価値を優先する。
人を喜ばせるために語る。
イエス:「外は羊、内は貪欲な狼」(マタイ7:15)
パウロ:「甘言と美辞で人の心を欺く」(ローマ16:18)
3.神を愛すると言いながら兄弟を愛さない(4:20)
信仰を誤解させる。
神のためと言いながら人を軽んじる。
神ではなく、自分に焦点を当てている。
4.見分け方
「実によって見分けよ」(マタイ7:16)
「主よ、主よと言う者が皆、天国に入るのではない」(マタイ7:21)
その言動が神の栄光のためか、自分の称賛のためかを見極める。
Ⅶ.まとめ
偽預言者は、神の言葉を変え、偽りの神のビジョンを語る。
この世のビジョンを語り、人々が望む言葉だけを語る。
人々を誤解させ、神ではなく自分に心を向けさせる。
ロマンス詐欺に引っかかれば、お金を失い、結婚も失う。
偽預言者に引っかかれば、命を失う。それは取り返しがつかない。
→ 今日の御言葉を通して、偽預言者に騙されないよう、霊の目を養おう。


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