20231210青年部礼拝
聖書:ルカ1:26-38
題目:マリアの信仰
賛美:나의 하나님
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
はじめに(説教の主題)
貧しい町の平凡な女性であったマリアは、自分の理解をはるかに超えた神様の計画を告げられた時、それを拒まず、従順に受け入れる決断をしました。その結果、彼女は壮大な神様の王国のご計画の中に招き入れられました。
私たちもまた、神様の慈悲がなければ本来無価値な存在であることを自覚し、受け入れがたく思える出来事であっても、謙虚に神様の計画に参加する決断をするならば、この世の価値観とは正反対の「神の王国」を経験する者とされます。
0.納得できない出来事が起こったとき
① 神様がいないと感じる瞬間
人生には、どうしても納得できない出来事が起こります。例えば、受験の失敗、離婚、子どもの病気、人間関係の苦しみなどです。そのような時、私たちは神様が共におられないのではないかと感じてしまいます。
しかし、自分の願いを叶える方法を探す以前に、知っておかなければならないことがあります。それは、神様が時として「それは違う」と私たちの願いを拒まれるお方である、という事実です。
1.マリアに起こった出来事(1:26–38)
① マリアという人物
マリアは、貧しいナザレの町に生まれた、ごく平凡な町の女性でした。しかし、彼女は神を恐れ、誠実に生きる信仰ある女性でした。婚約者ヨセフとの結婚を控え、穏やかな幸せを期待して生きていたのです。
② 天使ガブリエルの訪問
天使ガブリエルはマリアに現れ、こう告げました。
「恵まれた女よ、平安がありますように。主があなたと共におられます。」 (은혜를 받은 자여 평안할지어다. 주께서 너와 함께 하시도다)
突然の出来事に、マリアは戸惑い、これは一体どういう意味なのかと思い巡らしました。
さらに天使は、「あなたは身ごもって男の子を産み、その名をイエスと名づけなさい」と告げます。これに対してマリアは、「私は男を知りませんのに、どうしてそのようなことがあり得るのでしょうか」と問いかけました。 (나는 남자를 알지 못하니 어찌 이 일이 있으리이까)
天使は答えます。「聖霊によって成し遂げられる。神にできないことは何一つない。」
③ マリアの態度
マリアはこう告白しました。
「私は主のしもべです。お言葉どおり、この身になりますように。」 (주의 여종이오니 말씀대로 내게 이루어지이다)
彼女はすべてを理解できたわけではありません。しかし、自分の理解よりも神様の王国のご計画を受け入れたのです。
2.ザカリヤに起こった出来事(1:5–25)
① ザカリヤという人物
ザカリヤは、アロンの家系に属する祭司であり、聖殿で仕える信仰深い男性でした。妻エリサベツと共に誠実に生きていましたが、長年子どもが与えられないという苦しみを抱えていました。
② 天使ガブリエルの訪問
聖所で香を焚いていた時、天使ガブリエルが突然現れます。ザカリヤは恐怖に包まれました。
天使は、「あなたの願いは聞き入れられ、男の子が生まれる。その名をヨハネとしなさい」と告げます。しかしザカリヤは、「どうしてそのことが信じられるでしょうか。私も妻も年を取っています」と答えました。
天使は、「この言葉を信じなかったので、成就する時まであなたは話せなくなる」と告げます。
③ ザカリヤの態度
ザカリヤは、天使の言葉を信じることができず、その結果、語ることができなくなりました。理解できなかったために、神様の王国の計画を受け入れることができなかったのです。
3.マリアとザカリヤの態度の比較
① 天使が現れた時の反応
マリアは戸惑い、恐れながらも深く思い巡らしました(ティアロギゾマイ)。一方、ザカリヤは強い不安と恐れに支配されました。
② 二人の言葉の違い
マリアは、「どのようにしてそのことが起こるのですか」と、神の働き方を尋ねました(ギノスコ)。
ザカリヤは、「どうしてそれが信じられるのか」と、不信仰の言葉を口にしました。
③ 最終的な態度の違い
マリアは、「主のしもべ」として、結果を見る前から平安を得ました。結婚を壊しかねない知らせであっても、神の言葉を受け入れました。
一方ザカリヤは、自分たちの願いが叶う良い知らせであったにもかかわらず、神の言葉を信じ切ることができず、結果を見るまで不安の中にとどまりました。
④ 本質的な違い
二人とも神の恵みによって用いられる器でした。しかし、マリアは理解できなくても受け入れ、ザカリヤは理解できずに受け入れられませんでした。
4.私たちはどのように生きるべきか
① 理解できなくても受け入れる信仰
イエスは言われました。「見ないで信じる者は幸いである」(ヨハネ20:29)。被造物である私たちが、創造主である神を完全に理解することはできません。それでも、神が良いお方であることを信じ、受け入れることが求められています。
② 自分がどのような存在かを知る
この世の神は、人々の目をくらまし、福音の光を見えなくします(Ⅱコリント4:4)。世的な地位の高かったザカリヤは信じられず、へりくだったマリアは信じることができました。
私たちは、この世の成功を追い求める者ではなく、神の慈悲を求める者です。主は安楽な人生ではなく、しもべとして生きる道を示されました。
③ 神の国の価値観を求める
イエスは、「偉くなりたい者は仕える者となれ」と教えられました(マタイ20:27–28)。キリストは仕えるために来られ、命を与えるために十字架にかかられました。
だからこそ、私たちはキリストなしには無価値な存在であることを悟り、神の国において意味ある者とされるのです。
5.まとめ
1.マリアのように、納得できなくても神が働いておられることを認めましょう。
2.自分が神なしには無価値であり、神によって価値あるしもべとされていることを認めましょう。
3.困難の中でもマリアの告白に倣う時、私たちは神の国のご計画を経験し、どんな状況の中でも平安を得ることができます。
分かち合いの質問
もしマリアのような信仰を持つことができないと思うなら、その原因は何でしょうか。


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