20240526早天祈祷会
聖書:ヨシュア10:16–27
題目:アモリの王の最後
賛美:351番
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
1.本文解説
① アモリ人の王たちによる攻撃
アモリ人の王たちは、イスラエルの存在を大きな脅威として感じていました。
特に、ギブオンがイスラエルと契約を結んだことは、彼らにとって「裏切り」と映りました。
もしギブオンとイスラエルが手を組めば、戦況は一気に不利になる。
そう判断したエルサレムの王アドニ・ツェデクは、他の四人のアモリ人の王たちを招集します。
彼らは、イスラエルの救援が到着する前に、五つの国が連合してギブオンを一気に叩こうと考えました。
イスラエルがいたギルガルからギブオンまでは約30キロ、標高差はおよそ1000メートル。
歩けば8時間ほどかかる距離です。
「すぐには助けに来られないだろう」
人間的に見れば、極めて合理的な判断でした。
② イスラエルの反撃
しかし、アモリ人の計算は大きく狂います。
第一に、80歳のヨシュア率いるイスラエルの軍隊が、夜通し歩いて奇襲をかけてきたのです。
突然の攻撃に、アモリ人たちは完全にパニックに陥り、逃走を始めました。
もし彼らがエルサレムに籠城していれば、戦況はまた違っていたかもしれません。
しかし、彼らは判断を誤りました。
ここに、「人の心を掌握しておられる神様」がイスラエルと共におられたことがはっきり示されています。
第二に、天から大きな雹が降り注ぎ、剣で死んだ者よりも多くの人が雹によって命を落としました。
これは、「天候さえも支配される神様」が共におられた証です。
さらに、太陽が沈まず、ほぼ一日中戦いが続きました。
ここには、「宇宙の法則をも掌握される神様」の姿が示されています。
王たちは何とか洞穴に逃げ込みましたが、すぐに発見され、最終的には殺されてしまいました。
人間の権力や地位は、救いの力にはならなかったのです。
③ アモリ人の滅亡の意味
この出来事は、突然起こった偶然ではありません。
神様はすでに、創世記15章13–16節で、
「アモリ人の悪が満ちるまで、四百年の時が必要だ」
と語っておられました。
アブラハムの時代に与えられた預言が、ヨシュアの時代に至って成就したのです。
神様の計画は、誰かの力や判断によって変更されることはありません。
人間の目には、アモリ人が勝利するはずの戦いでした。
五人の王が連合し、軍事力でも圧倒的に有利だったからです。
しかもヨシュアは、ギブオンと勝手に契約を結ぶという失敗もしていました。
それでも、神様が共におられたイスラエルが勝利しました。
ここで重要なのは、
「どれだけの力を集めたか」
「失敗したか、成功したか」
ではありません。
完全なる神様の側に立っているかどうか、それがすべてなのです。
2.新約聖書からの適用
① 重要なのは、神様の計画に参加しているかどうか
イエス・キリストもまた、十字架にかかって苦しみ、死ぬことを、人間的には望んでおられませんでした。
血の汗を流すほど必死に祈られましたが、神様からの答えはすぐには与えられません。
弟子たちは眠ってしまい、理解も共感もしてくれませんでした。
それでもイエスは、十字架を選び、自ら捕らえられに行くという行動を取られました。
神様の計画に参加することを決断されたのです。
② 自分の考えか、神様の考えか
イエスは、不思議な力を用いれば、いくらでも逃げることができました。
人々が期待するメシア像のように戦い、ローマに勝利することもできたはずです。
しかし、イエスはそれを選ばず、十字架という神様の計画を選択されました。
③ なぜ、神様の考えを選ぶことができたのか
イエスは、侮辱されても、痛めつけられても、従順に耐え忍ばれました。
それは、父なる神様が必ず死から引き上げてくださると信じておられたからです。
神様の計画は、私たち人間の計画よりも、常に100%優れています。
そのためイエスは、ローマに勝利するよりも、死に勝利するという体験をなさったのです。
3.まとめ
私たちは、アモリ人たちのように生きているでしょうか。
それとも、イスラエルのように生きているでしょうか。
① 神様の計画に参加していますか。
② 自分の考えを優先していませんか。
③ 神様の考えの方が偉大だと信じていますか。
もしそうであるなら、
私たちは人間の思いを超えた、偉大な神様の計画を、
ヨシュアのように体験することができるのです。


댓글0개