20250328早天祈祷会
聖書:使徒行伝10:17-23
題目:御言葉に従うペテロ
賛美:399、401
説教:高曜翰 副牧師
場所:大阪中央教会
1.本文解説
(1)ペテロが考え込んでいる時にコルネリオの使いが到着した
ペテロは、自分が見た幻がどのような意味なのかを心の中で思い巡らしていました。ちょうどその時、コルネリオから送られた使者たちが、シモンの家を探し当てて門の前に立っていました。
① ペテロは幻の意味を考えていた
ペテロは、律法で食べることが禁止されている動物を「食べなさい」と命じられた幻の意味を理解しようと考えていました。
② コルネリオの使者たちは門の前で尋ねていた
彼らは門の外で、「ペテロと呼ばれるシモンという人がここに泊まっているか」と尋ねていました。
彼らが門の外に立っていた理由には次のような事情がありました。
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彼らは「海辺にある家」という情報だけを頼りに、町の中を探し歩いていた。
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ユダヤ人の家は、異邦人を家の中に招くことができないと考えられていた。異邦人は宗教的に汚れているとされていたからである。
③ ペテロは彼らの到着に気づいていなかった
ペテロは幻について深く考え込んでいたため、彼らが到着したことに気づきませんでした。
(2)聖霊がペテロに彼らと行くように命じた
ペテロが幻のことを考えていると、聖霊が彼に語りかけました。
「三人の人があなたを訪ねてきている。立って下に降り、疑わないで彼らと一緒に行きなさい。わたしが彼らを送ったのである。」
① 異邦人の訪問であった
訪ねてきたのは異邦人でした。しかし聖霊は、神が送った人たちだから疑う必要はないと教えました。
② 危険ではないことを知らせた
ペテロが迫害される可能性もありました。しかし聖霊は、彼らがペテロを捕まえるために来たのではないことも示しました。
③ ペテロは聖霊に従った
ペテロはすぐに下に降りて行き、彼らに言いました。
「あなたがたが探しているペテロは私です。どのようなご用で来られましたか。」
(3)ペテロは彼らを家に迎え入れた
使者たちは自分たちの主人であるコルネリオについて説明しました。これは自慢するためではなく、ペテロを安心させるためでした。
① コルネリオの人物紹介
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地位:百人隊長
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人格:正しい人
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信仰:神を恐れる異邦人
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評判:ユダヤ人全体から良い評判を得ていた
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使者を送った理由:天使からの指示を受けたため
② ペテロは彼らを家に迎え入れた
ペテロと皮なめし職人シモンは、三人の異邦人を家の中に迎え入れました。
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これは食事への招待でした。ちょうど料理の準備ができていました。
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ユダヤ人と異邦人の間にあった大きな壁がここで乗り越えられました。
③ 翌朝、彼らは出発した
翌朝、ペテロは三人の使者と共に出発しました。そしてヨッパの兄弟たちも同行しました。
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ユダヤ人が異邦人の家に泊まることへの抵抗はまだ残っていました。
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ヨッパの兄弟たちは、この出来事の証人となるために同行しました。
2.適用
(1)神様の言葉に素直に従おう
① ペテロは幻の意味について悩んでいた
ペテロは神様の言葉の意味を真剣に考えていました。
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本来なら、神の言葉に従って答えることもできたかもしれません。
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しかし、神様の思いがどこにあるのかを深く考えること自体は良いことです。
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神の導きかどうか分からない時に、律法に頼るのは自然なことでした。
② 聖霊の命令にはすぐ従った
しかし聖霊が「下に降りて行きなさい」と言われた時、ペテロは素直に従いました。
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神様の言葉を受けた時、素直に従うことがキリスト者の姿です。
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たとえ間違えたとしても、神様はペテロのように私たちを教えてくださいます。
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例えば伝道の書には「パンを水の上に投げよ」と書かれています。
③ 御言葉が行動の理由である
私たちもペテロのように、御言葉だけを行動の理由にすることができます。
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神様が導いているのに、御言葉以外の理由で拒んでいないでしょうか。
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環境、健康、お金の問題を理由にしていないでしょうか。
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必要なものは神様が与えてくださいます。ペテロのようにすぐ行動しましょう。
(2)人々を食事に招こう
イエスは次のように言われました。
(ルカ14:12−15)
宴会をする時、友人や親族や金持ちではなく、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、盲人を招きなさい。彼らは返礼できないので、あなたは幸いであり、正しい人々の復活の時に報いを受けると言われました。
① 神様からの報い
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貧しい人や問題を抱えた人を招くなら神様から報いを受けます。
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友人や家族を招くなら、人からの報いを受けてしまいます。
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神の国で食事する人は本当に幸いです。
② ペテロの行動
ペテロは異邦人をユダヤ人の家に招き入れました。
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異邦人は宗教的に汚れていると考えられていました。
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しかし皮なめし職人シモンの家であったため、すでに壁は少し低くなっていました。
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それでもペテロは大きな一歩を踏み出しました。
③ 私たちの実践
私たちも人々を食事に招くことができます。
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春になると、少し変わった人が教会に来ることもあります。
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しかしそれも神様の許しの中で起こることです。
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そのような人を食事に招くことは、神様に喜ばれることです。
(3)多くの人に従順な姿を見せよう
① ペテロの従順
ペテロは聖霊に従い、異邦人を家に迎え入れました。
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神様とのやり取りの中でも律法に従って答えました。
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カイサリヤまで約50kmの道を進んだのも神の言葉に従ったからです。
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その結果、ユダヤ人と異邦人の間の壁が崩されました。
② 証人を連れて行った
ペテロはヨッパの兄弟たちを連れて行きました。
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神様の大きな働きが起こることを信じて、証人として連れて行きました。
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イエス様も人を遣わす時、1人ではなく2人以上で送りました。
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ペテロはイエスの教えをしっかり受け継いでいました。
③ 教会が人を招く理由
教会が多くの人を招く理由は、神の働きを見せるためです。
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牧会者が楽に生活するためではありません。
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お金の問題のためでもありません。
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神の働きを人々に見せるためです。
ヨナは異邦人伝道を避けてヨッパから逃げようとし、魚に飲み込まれました。
しかしペテロは、異邦人伝道のためにヨッパから出発し、大きな壁を壊しました。
④ 私たちは霊的なヨッパにいる
私たちも今、霊的な意味でヨッパに立っています。
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ヨナのように自分の感情に従う人生を送るのではなく、
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ペテロのように神様に従う人生を歩みましょう。
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その姿が、人々に福音を伝える力となります。


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