20201023早天祈祷会 in Jesus Love Church

聖句：詩篇33:1–22
題目：賛美する者の幸い
賛美：36

説教：高曜翰　伝道師

 

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詩篇33篇がいつ読まれたのかは明確ではありませんが、前の32篇の続きであると考える人もいます。
32篇では、ダビデがバテシバとの罪を悔い改め、神様に赦していただいたことを感謝して歌っています。
そして33篇では、赦された者として 義なる神様をどのように賛美するか が語られています。

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1. 義の者だけが神様を喜ばせる賛美ができる（1節）

神様を真に喜ばせる賛美ができるのは、義とされ、神様に近づく者だけです。
私たちは自分の力で義を得るのではなく、神の恵みによって義とされます。
だからこそ、堂々と賛美できるのです。

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2. どこにいても賛美できる（2節）

当時のハープは持ち運びできる楽器でした。
ダビデは逃亡生活の中でも、どこででも賛美し続けました。
私たちも同じです。
礼拝堂にいる時だけでなく、職場でも家でも、心の中で賛美できます。

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3. 新しい体験から生まれる新しい賛美（3節）

神様の恵みは日ごとに新しく、
その新しい体験から “新しい歌” が生まれます。
昨日の恵みだけで生きるのではなく、
今日の恵みに反応して賛美しましょう。

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4. 主の御言葉は正しく、主の正義は揺るがない（4–5節）

神様は義の神であり、正義そのものです。
神様の言葉が正しいから、私たちは安心して賛美できます。
人の正義は変わりますが、神様の正義は永遠です。

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5. 創造者としての神様を賛美する（6–11節）

御言葉には創造の力があります。
天地創造がその証です。
そして神様の支配は世界全体に及び、
神を認めない国々すら、神の計画の中にあります。

神の計画は人間の計画を超えて立ち、
誰もそれを覆すことはできません。

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6. 神様は一人ひとりをご覧になっている（13–15節）

神様は人間の行動だけでなく、
心の中 までも見ておられます。
隠れて行う善も悪も、神様はすべてご存じです。

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7. 武力や財力は神の前で無力（16–17節）

人は武力やお金を頼ります。
しかし、神様の前では何の力にもなりません。
頼るべきものは神様だけです。

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8. 神様は主を恐れる者を守り、恵みを注がれる（18–19節）

主を恐れ、神様を中心に生きる人を、
神様は目を留めて守ってくださいます。
困難の中から救い出し、恵みを与えるためです。

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9. 神様を待ち望む者の喜び（20–22節）

私たちは主を待ち望みます。
そして、主が働かれる時、心から喜びをもって賛美します。

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ダビデの人生から学ぶこと

ダビデの人生には、理解されない苦しみがありました。
家族の中でも彼はしばしば無視されました。

• 父イッサイ

• 兄エリアブ

• 妻の父サウル王

• 妻ミカル

• 長男アムノン

• 三男アブサロム

• 四男アドニヤ

• 妻の祖父アヒトフェル

• そして甥のヨアブ

多くの人から誤解され、裏切られ、傷つけられました。
しかしそれでも、ダビデは 神の顔 を求め続けました。
たとえ自分が取り返しのつかない罪を犯しても、
もう一度神様の前に戻ってきました。

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現代の私たちへの適用

人々は安定した仕事や収入を絶対の価値と考え、
お金が正義だと思う時代です。

• 収入だけを基準に働き先を選ぶクリスチャン

• 人を傷つけてでも利益を出すジャーナリスト

• 未完成の製品を平気で出す企業

こういう現実の中で、神様の義を守ることは簡単ではありません。

職場で理不尽に責められ、
時には苦しみの中で命を絶ってしまう人もいます。
（あなたの先輩のように）

しかし神様と共に歩むなら、
正しく生きることに疲れないでください。
必ず、ダビデのように
“心から神様を賛美できる日” が来ます。

なぜなら
神様以上に力のある方はおらず、
神様以上に正しい方はいないからです。

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結び

今日も、神様に近づき、
神様を見上げ、 

心から賛美しながら一日を歩みましょう。​