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私を見捨てないでください(詩篇38:1–22)
고요한 2025-11-20 추천 0 댓글 0 조회 19

 

20201030早天祈祷会 in Jesus Love Church

聖書:詩篇38:1–22

題目:私を見捨てないでください
賛美:393

説教:高曜翰 伝道師
 


詩篇38篇は、ダビデが病気のさなかに書いた詩と考えられています。
ここには、病気と信仰の関係について深い洞察が示されています。


1. 病気は偶然ではなく、神様からのメッセージである

私たちは病気になると、つい「これはただの偶然」「体力の問題だ」と考えてしまいます。
もちろん、自分の不注意が原因の場合もあります。
手洗いを怠ったり、夜更かしを続けたり、生活リズムの乱れで身体を弱らせることもあります。

しかし聖書は、病気も神様の許しのもとで起こると教えています。
空の鳥でさえ、神様の許しなしに地に落ちることはありません。
ならば、私たちの身体の痛みや不調もまた、神様の許しの中で起こっているのです。

聖書には、病気を通して注意を促された多くの例があります。

  • エジプトへの災い

  • ヨブの苦難

  • ミリアムの皮膚病

  • ウジヤ王のツァラアト

  • エリシャのしもべゲハジの病
    など、病気が神様からの特別な知らせとなった人々です。


2. 病気は、罪を思い出させる鏡

ダビデは病の中でこう言いました。

3節:「主の怒りによって私の肉には健やかなところがなく、
私の罪のゆえに私の骨には安らぎがありません。」

病気は、私たちが普段忘れてしまう罪を思い出させる鏡となります。

健康な時には、自分が強くなったように思い、
祈りを忘れ、神様を見ないまま過ごすことがあります。
しかし弱さを覚える時、
私たちは素直になり、神様の顔を再び見上げるようになります。

ダビデがこの詩を書いたのは「記念のため」、
つまり 二度と神様の恵みを忘れないため でした。


3. 病の時に経験する痛み ― 孤独と敵意

病の時、私たちが突きつけられる現実があります。

(1) 友人の不親切(11節)

「私の愛する者も友も、私の災いを避け、
親しい者たちも遠く離れてしまいました。」

本来なら、友人や家族は弱っている者を訪れ励ますべきです。
しかし実際は、病気になると人は離れていきます。
ダビデも、友も親戚も離れて孤独になりました。

(2) 敵の喜び(12–20節)

病気になると、敵は逆に喜び、罠をしかけます。
本来、嫌いな相手であっても、不幸があれば哀れむのが普通です。
しかし世の中はそうではありません。

コロナの時代、多くの人が患者を“悪い人”のように扱いました。
弱っている人を責めるのは、病の痛みにさらに重荷を加えることです。


4. ダビデの叫び ― 神様を最優先にする信仰

ダビデは19節で、

「私の罪のことで私は不安です」

と告白し、
21節で、

「主よ、私を捨てないでください」

と叫びました。

彼は友人関係や自分の計画よりも、
神様との関係を何よりも大事にしました。

信仰と病気は無関係ではありません。
しかし、だからといって病気の人を批判してはならないのです。

パリサイ人は病を「罪の結果」と断定しましたが、
イエス様は病の人々に優しく手を差し伸べ、
癒しを通して 神様との関係の回復 を教えました。

一方で、イエス様は弟子たちには厳しい言葉を与えました。
神様と共に歩む者には、成長のためにより深い教えを与えるからです。


5. 病気と健康、どの時も神様の前に正しく生きる

では、私たちはこれからどのように生きるべきでしょうか。


① 元気な時 ― 霊的成長のチャンス

祈り、聖書を読み、良い行いをし、信仰を成長させる最も良い時です。
成長には痛みが伴います。
だからこそ、元気な時にしっかり成長しましょう。


② 弱っている時 ― 悔い改めて神の慰めを受ける時

身体が弱まる時、心も弱くなります。
その時こそ悔い改め、神様の慰めを受けるチャンスです。
神の慰めは、回復の力となります。


③ 他の人が弱っている時 ― 優しく寄り添う時

誰かが病気や信仰の低下で苦しんでいるなら、批判してはいけません。
まず優しくして、回復を手助けしましょう。
体と信仰が回復してから、ゆっくり教えていけばよいのです。


結び

病気も健康も、神様の御手の中にあります。
弱さの中でも、ダビデのように
「主よ、私を見捨てないでください」と叫びつつ、 

神様との関係を何よりも大切にして歩んでいきましょう。​ 

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