20230430青年部礼拝
聖書:イザヤ53:2–5
題目:幸せな関係
賛美:세상이 당신을 모른다 하여도
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
はじめに
人生を幸せにするものは何でしょうか。
多くの人は成功や成果、環境を思い浮かべます。しかし本当に人生を幸せにするのは、お互いの価値を認め合える人間関係です。
そして、私たちに最も価値を置き、最も深く認めてくださった方は、神様以外にいません。
神様は、独り子イエス・キリストを犠牲にするほどに、私たちを価値ある存在として扱ってくださいました。
今日は、この神様との関係こそが、最も幸せな関係であることを、イザヤ書53章から見ていきます。
1.幸せの条件
まず、人々が考える「幸せの条件」を見てみましょう。
多くの人は、高学歴、高収入、高名声、高業績を幸せの条件だと考えています。
しかし、それが本当に幸せにつながるのかを、きちんと調べたことがある人は少ないのではないでしょうか。
多くの場合、「そうだと信じている」だけです。
人は、何かを信じなければ生きていくことができません。
ここで、ハーバード大学が行った有名な研究があります。
約75年間、724人を追跡した調査の結果、人を最も幸せにする要因は「温かみのある人間関係」でした。
それは、友達が多いかどうか、結婚しているかどうかではありません。
重要なのは、関係の質です。
考えが合わず、喧嘩をしたとしても、お互いの価値を認め合える関係こそが、人を幸せにするのです。
2.メシア預言の解説
では、お互いの価値を最も深く認めてくださる方は誰でしょうか。
それは、イエス・キリストです。
イエスについては、外見に関する情報がほとんどありません。
それは偶然ではなく、イエスの生き方そのものを示しています。
イザヤは、イエスが生まれる約800年前に、その姿を預言しました。
① イザヤ書53章2節
「主の前では若木のように育ち、乾いた地から出た根のようだ」
これは、神様の目には尊く素晴らしいが、人の目にはまったく目立たない存在であることを意味します。
イエス様は、冷たく、暗く、臭い馬小屋で生まれました。
「見るべき姿もなく、威厳もなく、慕うべき美しさもない」
英語では、
no beauty, no majesty, nothing in his appearance we should desire him
と表現されています。
② 3節「侮られ、捨てられた悲しみの人」
イエスは、伝道の中でパリサイ人、サドカイ人、ローマ人から嫌われました。
十字架への道では、人々が顔を覆いたくなるほど叩かれ、侮られ、捨てられました。
③ 4節「彼は私たちの病を負った」
ここで言う病や痛みとは、罪のことです。
イエスは、私たちの罪を負われました。
しかし人々は、「彼は神に罰せられているのだ」と誤解しました。
④ 5節「しかし彼は私たちの罪のために傷つけられた」
その痛みは、実は私たちのためでした。
イエスが懲らしめを受けたことで、私たちは平安を得、
イエスが打たれたその傷によって、私たちは癒やされたのです。
3.イエス・キリストの目的
では、なぜイエスは、そこまでの苦しみを受ける必要があったのでしょうか。
なぜ、あのように惨めな姿と場所で生まれたのでしょうか。
それは、すべての人の苦しみを知るためです。
なぜ、あれほど残酷な仕打ちを受けたのでしょうか。
それは、すべての人の傷を癒すためです。
なぜ、あのような姿で死なれたのでしょうか。
それは、私たちの代わりに死ぬためでした。
それほどまでにする理由は一つです。
神様が、自分の独り子を犠牲にするほど、私たちを愛しておられるからです。
普通、わざわざ苦難を背負う人はいません。
だからこそ、イエスの苦難が私たちのためだという事実は、理解しにくいのです。
しかし、その事実を通して、神様ほど私たちを愛する方はいないことが分かります。
4.この世の愛と神様の愛
この世の愛は、何かを与えてくれるように見えても、本当の意味で私たちを愛してはいません。
あなたがいなくても、世界は回ります。
だから人は、「自分で自分を愛さなければならない」と思い込むのです。
しかし神様の愛は違います。
価値のない私たちのために、すべてを投げ出してくださいました。
私たちを理解するために、わざと苦しい環境で生まれ、傷つけられ、死なれました。
その傷は、私たちの傷を癒すためだったのです。
5.ハリー・ポッターの主人公
ハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフは、1989年生まれです。
彼は学校を辞め、俳優業に専念しました。
名声と引き換えに、プライバシーを失い、シリーズ終了後には強い不安を抱えるようになりました。
その結果、18歳でアルコール依存に苦しみ、
20歳の頃には人生を諦めかけていました。
彼を癒したのは、共演者であるエマ・ワトソンやルパート・グリントでした。
将来への不安や苦しみを分かち合える仲間との関係が、彼を癒したのです。
現在、彼は同じ苦しみを持つ人々を助ける働きをしています。
6.最も幸せになる関係とは
最も幸せな関係とは、互いの価値を認め合う関係です。
そして、誰よりも私たちの価値を認めてくださるのは神様です。
イエスは、私たちと同じ傷を受けてくださいました。
私たちが神様を認めるなら、どのように生きるべきでしょうか。
それは、神様の計画に従って生きることです。
イザヤも、失意の中で神様に呼ばれ、「私を遣わしてください」と応答しました。
人々から嫌われるような預言も忠実に語りました。
イエスも、人として生まれ、過酷な人生と死を迎えました。
それでも従順であったのは、神様の愛と計画を知っていたからです。
人生が辛いのは、自分の思い通りに生きられないからではありません。
価値を認め合える相手がいないからです。
互いの価値を認め合う人生を送るとき、苦難の中にも幸せがあります。
結婚も、その一つです。
7.結論
神様ほど、無価値な私たちに価値を置き、犠牲を払った方はこの世にいません。
神様との関係を一番にするなら、困難だらけの人生が、温かく使命に満ちた人生に変わります。
神様との関係を第一にする人生を歩みましょう。
修練会のための祈り(3分)
一緒に学び、祈り、賛美して信仰を強めるために祈ります。
イエス様も弟子たちと共に飲み食いしながら育てられました。
日曜礼拝は信仰生活の結果であり、日曜日だけ頑張ればよいものではありません。
祈りの課題は三つです。
① 費用のため
② 参加者のため
③ 説教のため


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