20240226早天祈祷会
聖書:申命記22:9-12
題目:この世と区別する生き方
賛美:288
説教:高曜翰 副牧師
場所:중앙성서교회
1.本文の解説 ― 神は「混ざらない生き方」を求められる
申命記22章9–12節には、一見すると日常生活の細かな規定が並んでいます。しかし、これらは単なる生活ルールではなく、神の民としての霊的な姿勢を教えるものです。
① この世のものと混ざってはいけない
❶ 葡萄畑に二種類の種を蒔いてはならない
異なる種を一緒に蒔くと、互いに邪魔をし合い、健全に育つことができません。
これは、神に属する生き方と、この世の価値観を混ぜてはならないことを示しています。
❷ 牛とロバを組にして耕してはならない
牛とロバは、体の大きさも性格も歩幅も異なります。そのため、一緒に働かせると無理が生じ、すぐに疲れてしまいます。
同じように、価値観や方向性が異なるものを無理に結びつけることは、霊的な疲れと混乱を生みます。
❸ 羊毛と亜麻糸を混ぜた衣服を着てはならない
亜麻糸は祭司の衣に用いられ、汗をかきにくい素材です。
一方、羊毛は汗をかきやすく、祭司の衣には使ってはならないとされています(エゼキエル44:20)。
羊毛はすぐに汚れやすく、清さを保つという象徴にふさわしくありません。
ここにも、「聖なるもの」と「そうでないもの」を混ぜないという原則が表れています。
❹ 衣の四隅にふさを作る
これは、民数記15章38節にあるように、自分の心や目に従って歩まないためのしるしです。
歩くたびに、青い紐のついたふさが目に入り、神の御言葉を思い起こすことができます。
それは、「自分はこの世の民ではなく、神の国の民である」という自覚を保つためでした。
2.新約聖書から見る「区別」の本当の意味
① 区別は自慢のためではない
❶ イエスの教え(マタイ23:5)
「彼らのしていることはみな、人に見せるためです。経札の幅を広くしたり、衣のふさを長くしたりするのもそうです。」
パリサイ人たちの行動の動機は、神のためではなく、人に見せるためでした。
❷ 経札とは何か
経札とは、額や左腕につける四角い箱で、中には小さな紙に書かれた聖句が入っています。
出エジプト記13章1–10節、11–16節、
申命記6章4–9節、13–21節が記されています。
彼らはそれを不必要なほど大きくし、自分の敬虔さを誇示しました。
❸ 衣のふさを長くすること
着物の裾の四隅につけるふさには、青い紐が使われていました。
青色は神聖さを表し、イスラエルのアイデンティティを象徴します。
そのため、イスラエルの国旗にも青色が使われています。
しかし本来の意味を忘れ、見せびらかす道具にしてしまったのです。
② イエスの行動 ― 交わるが、罪には染まらない
イエスは、
・サマリヤの女性と語り、
・当時「嫌われ者」とされていた取税人、遊女、犯罪者たちと共に過ごされました。
そのため、人々からは
「大食漢で大酒飲みだ」
とさえ言われました。
しかし、イエスは彼らを憐れみ、共に行動されましたが、決して罪を犯されることはありませんでした。
③ パリサイ人の行動 ― 分離が高慢になるとき
一方、パリサイ人たちは、
・自分の清さを保つために罪人との関係を断ち、
・罪人や異邦人を見下し、
・結果として高慢の罪に陥っていました。
例えば、
「人の苦労や犠牲を利用して、自分を立派に見せる人」
「子どもたちにあげるから、その食べ物をサービスしなさいと要求する人」
そのような姿は、信仰ではなく自己満足です。
3.まとめ ― 神の国の民として生きる
① 私たちは、この世の価値観と混ざって生きてはなりません。
② しかし、自分を特別視し、誇ってもいけません。
③ 神の国の民として、人々を憐れみ、愛をもって接するために、区別された生き方が求められているのです。


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