20240925水曜祈祷会
■ 聖書朗読
本日の御言葉は、ルカによる福音書16章9節です。
「またあなたがたに言うが、不正の富を用いてでも、自分のために友だちをつくるがよい。そうすれば、富がなくなった場合、あなたがたを永遠のすまいに迎えてくれるであろう。」
(ルカ16:9)
1.宗教の融合(융합)
① 日本仏教の堕落
仏教では、人が死ぬと魂は輪廻転生すると考えられているため、本来お墓に魂はいない。
例えばタイでは基本的に墓がなく、墓参りの習慣もほとんどない。
しかし日本では、仏教が先祖崇拝と融合したため、墓参りをすると先祖が守ってくれ、しなければ不幸が起こると教えるようになった。
キリスト教では、魂は死後、黄泉(陰府)へ行くと考える。つまり墓に魂はいない。すべての人は黄泉に行くが、信じた者にはその中に楽園がある。これは「金持ちとラザロ」のたとえにも表されている。
② キリスト教の堕落
① 先祖崇拝との融合
神を礼拝しているつもりでも、先祖崇拝と同じ感覚で信仰している場合がある。
② 祈福信仰
一生懸命信仰生活をすれば祝福され、そうでなければ神の怒りを受けると考える。
③ パリサイ人の信仰
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神は愛する者を富ませる
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貧しい者は罪人である
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本日のたとえ話は、このような間違った信仰を気づかせるためである。
2.不正な管理者(옳지 않은 청지기)
① 背景:ルカ15章
パリサイ人は、「イエスは罪人と食事をしている」と批判した。
イエスは「放蕩息子」のたとえを通して、神の人格を示された。
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神は悔い改めて帰ってくる罪人を喜ばれる父のようなお方である。
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罪人の回復を共に喜ぶことを望まれる。
そしてパリサイ人に聞こえるように、弟子たちに「不正な管理者」の話をされた。これは、なぜパリサイ人が楽園に入れないのかを示すためである。
「欲の深いパリサイ人たちは、これらの言葉を聞いて、イエスをあざ笑った。」(ルカ16:14)
神を愛していると言いながら、実はお金を愛していることに気づかせる目的があった。
② 主人の財産を浪費する管理者
管理者は主人の財産の運用を任されていたが、それを浪費していた。
噂が主人の耳に入り、解雇が決定され、最後に会計報告を求められる。
この段階では、主人は彼を不正直というより、無責任と見なしていた。
③ 管理者の悪知恵
解雇後の生活を考えた。
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土掘り(肉体労働)はしたくない
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物乞いは不名誉である
そこで負債者たちを呼び、恩を売ることで将来雇ってもらえるようにした。
④ 不正行為
証文の金額を勝手に書き換えた。
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油100バテ → 50バテ
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小麦100コル → 80コル
これは非常に大きな減額であり、負債者たちは裕福であったことが分かる。
管理者自身ではなく負債者に修正させ、罪を負わせている。
書類上の変更であり、すぐ発覚しにくかった。
⑤ 主人の意外な評価
主人は管理者の抜け目のない行動を褒めた。
イエスもその「賢さ」に注目された。
つまり、キリスト者もこのような賢さを学ぶべきだということである。
3.このたとえのポイント
① 財物は救いと主人の栄光のために用いる
イエスが褒めたのは、不正そのものではなく、その用い方である。
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管理者は主人の名声を結果的に高めた
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自分の命を救うために限りある財物を用いた
私たちも同じである。
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主人=神
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管理者=私たち
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不正の財物=生きている間に持っているもの
それが「不正」と呼ばれるのは、神ではなく自分のために使うからである。
私たちは死後に持っていけない財物を、永遠のために用いるべきである。
② 財物を求める人生を神は喜ばれない
なぜ財物を「マモン(μαμωνᾶς)」と呼ぶのか。
これはアラム語で富を意味し、同時に異邦人の富の神を連想させる言葉である。
つまり、神ではなくマモンを崇拝している状態を示している。
「あなたがたは神と富とに兼ね仕えることはできない。」(ルカ16:13)
パリサイ人は、富を神の愛の証拠と考えた。
しかし実際には、神ではなく財物が基準となっていた。
教会にも同じ考えが入り込むことがある。
私たちは神を利用してマモンに仕えるのではなく、マモンを利用して神に仕えなければならない。
③ 財物を求めるのではなく、用いる人生
「小事に忠実な人は大事にも忠実である。」(ルカ16:10-11)
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小事=この世の財物
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大事=神の国の真の富
「不正の財物に忠実」とは、マモンに忠実になることではない。
神に忠実に、それを用いるという意味である。
この世の財物を誰のために用いるかが重要である。
■ 讃美歌540
財物ではなく、イエスの十字架の血を思いながら、一日一日生きていきたいと思います。
4.まとめ
Q.不正な管理者のたとえが教えていることは何か?
① 持っている財物を自分の救いと主人の栄光のために用いる
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すべては神のものである
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あの世には何一つ持って行けない
② 財物を求める生き方を神は喜ばれない
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財物は求めるためではなく、用いるためにある
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神の国のために使うために与えられている
③ 財物を求めるのではなく、用いる人生を送ろう
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パリサイ人のように自分のために使えば命を失う
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管理者のように救いと神の栄光のために用いれば永遠の命を得る
結論:
神を利用してマモンに仕えるのではなく、マモンを利用して神に仕える人生を送ろう。


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