20250408早天祈祷会
聖書:使徒11:11–18
題目:その言葉をどのように信じるのか?
賛美:496、499
説教:高曜翰 副牧師
場所:大阪中央教会
1.本文解説
(1)ペテロは自分の考えで動いたのではない
ペテロは、自分の判断でカイザリヤに行ったのではないことを強調しました。
まず、カイザリヤから遣わされた三人の使者が、自分の滞在していた家の前に来ました。
もし彼らが来なければ、ペテロにはカイザリヤへ行く理由がありませんでした。
さらに聖霊が、ためらわずに彼らと共に行くように命じました。
もし聖霊の導きがなければ、ペテロは彼らについて行こうとはしなかったでしょう。
またペテロは、六人の兄弟たちを証人として連れて行きました。
これだけ多くの証人を伴ったのは、自分の行動にやましいところがないことを示すためでもありました。
(2)コルネリオの幻も神からのものであった
次にペテロは、コルネリオが見た幻について説明しました。
天使が彼の家に現れ、ヨッパに人を遣わしてペテロを招くようにと命じました。
これは人間の思いつきではなく、神様ご自身の計画であることが示されています。
さらに、そのペテロが来て語る言葉によって、コルネリオとその家族が救われると告げられました。
つまり、ペテロがコルネリオの家に行くこと自体が、神様のご計画の中にあったのです。
(3)聖霊の出来事による決定的証拠
ペテロは、コルネリオの家で起きた出来事を詳しく語りました。
彼が語り始めたとき、聖霊が異邦人たちの上に下りました。
それは、使徒の働き2章で自分たちが経験した出来事と全く同じものでした。
この体験は、ペテロや使徒たちにとって間違えようのない確かな証拠でした。
そのときペテロは、イエスの言葉を思い出しました。
「ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受ける」という言葉です。
これは突然起きた新しい出来事ではなく、イエスがすでに語っておられたことの成就でした。
そのためペテロは、「神が同じ賜物を彼らにも与えたのなら、どうして自分がそれを妨げることができるだろうか」と語りました。
つまり、自分の行動は神様の働きに従ったものであるという確信があったのです。
その結果、人々は沈黙しました。
そして神を賛美し、「神は異邦人にも命に至る悔い改めを与えてくださった」と認めました。
ペテロを批判することは、神様の働きを否定することになると悟ったのです。
2.適用
(1)御言葉によって判断する
私たちは、御言葉によって物事を判断する必要があります。
昔から、「神様がそう導いた」と言って自分を正当化する人は多くいました。
では、そのような言葉が本当に神から来ているのか、どのように見分ければよいのでしょうか。
ペテロは、イエスの言葉を引用して説明しました。
つまり、御言葉と一致しているかどうかが判断基準なのです。
神様は変わらないお方です。
したがって、聖書の教えと反する主張は受け入れることができません。
御言葉に立って判断することが重要です。
(2)証人によって確認する
次に重要なのは、証人による確認です。
イエスは、「二人または三人の証人によってすべてのことが確かめられる」と教えられました。
また、弟子たちを派遣するときも、一人ではなく複数で遣わされました。
ペテロも六人の証人を伴いました。
彼らは、自分たちの証言に責任を持つ覚悟のある人々でした。
さらに彼らは、自分たちが経験した聖霊降臨の出来事とも照らし合わせて証言しました。
人間は、自分の見たいものだけを見て、聞きたいことだけを聞く傾向があります。
だからこそ、一人の証言だけで判断するのは危険です。
複数の証言によって確かめる必要があります。
(3)神の栄光になるかで判断する
最後に重要なのは、それが神の栄光につながるかどうかです。
聖書は、「食べるにも飲むにも、すべて神の栄光のためにしなさい」と教えています。
イエスご自身も、自分の願いではなく、神の栄光のために十字架に向かわれました。
ペテロの弁明を聞いた人々が神を賛美したことは、彼の行動が神のためであった証拠です。
しかし人間は、自分が褒められたい、認められたいという思いを持っています。
たとえ御言葉に合っているように見え、証人がいても、それが自分の栄光のためであれば、それは本物ではありません。
教会の中でも、自分の仲間には優しく、他の人には冷たい態度を取ることがあります。
また、人に目を向けさせ、人が賞賛を受けるように導くものは、本来の信仰とは異なるものです。
3.まとめ
では、私たちはその言葉をどのように信じるべきでしょうか。
第一に、御言葉によって判断すること。
第二に、証人によって確認すること。
第三に、それが神の栄光につながるかどうかで見極めることです。
私たちは、自分を証しする者ではなく、イエス・キリストを証しする者として生きていきましょう。


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