20250702早天祈祷会
聖書:使徒19:1-7
題目:聖霊を受けよ!
賛美:182、183
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会
1.本文解説
(1)パウロは奥地を通ってエペソに到着した
アポロがコリントにいた時、パウロは奥地を通ってエペソに到着した。
アポロはエペソ教会からの推薦状を持ってコリント教会に行っていた。
パウロは300km以上の道のりを歩いてエペソに到着したと考えられる。
当時のルートには2つあり、北のルートは奥地を通るため険しいが近道であり、南のルートはローマが整備した道路で安全だが遠回りであった。
エペソは、アジアとヨーロッパを結ぶ重要な港町であった。
この都市は紀元前10世紀に都市国家として誕生し、その後、ペルシャ、マケドニア、そしてローマの支配を受けた歴史を持つ。
また、エペソは女神アルテミスを主神とする偶像崇拝の中心地であり、アジアにおける宗教的・経済的・道徳的堕落の象徴的な場所でもあった。特に売春を伴う宗教が行われていた。
アルテミス神殿は世界七不思議の一つであり、その規模はアテネのパルテノン神殿の約4倍にも及んだ。柱1本の高さは約18メートル(6階建てのビル相当)であり、アレクサンダー大王の資金援助によって建てられ、完全な大理石造りで湿地の上に建設されていた。
さらに、この神殿にはギリシャ美術や彫刻が集められ、単なる宗教施設にとどまらず、銀行としての役割も果たし、宗教・経済・政治の中心地となっていた。
(2)聖霊を受けたかという問い
パウロが「聖霊を受けたか」と尋ねたところ、彼らは「聖霊があることさえ知らない」と答えた。
彼らはヨハネのバプテスマまでは受けていた。
ここで重要なのは、「イエスを信じた後に聖霊のバプテスマを受ける」という順序ではないという点である。本来、イエスを信じた時点で聖霊は与えられている。
この箇所は翻訳の影響によって誤解されやすい部分でもある。
では、彼らは救われていなかったのだろうか。
おそらく彼らは、自分たちが聖霊を受けているかどうかも理解していない状態であったと考えられる。ヨハネのバプテスマは受けていたものの、イエスについての理解は不十分であった。
そこでパウロは、ヨハネの言葉を思い起こさせながら、イエス・キリストを伝えた。
その結果、人々は主イエスの名によってバプテスマを受けた。
さらにパウロが按手すると、聖霊が彼らに臨み、彼らは異言を語り、預言をし始めた。
これは、イエスの名による洗礼が確かに行われたことのしるしであった。
この12人の人々は、福音を正しく知ることによって、完全な弟子へと導かれたのである。
2.適用
(1)聖霊が与えられる時、信仰は生き始める
エペソの弟子たちは、一生懸命に信仰生活をしていたが、聖霊を知らなかった。
しかしパウロを通して聖霊を知り、真の救いに導かれた。
福音を受けるために悔い改めは必要であるが、悔い改めるだけでは救いは完成しない。
聖霊が人の内に住まわれることによって、はじめて救いは現実となる。
(2)イエスは常に聖霊に満たされていた
イエス・キリストは、常に聖霊に満たされておられた。
聖霊によって生まれ、聖霊に満たされて公生涯(牧会)を始められた。
また、聖霊によって奇跡を行い、人々を癒された。
そして昇天後、聖霊を教会に注ぎ、宣教の働きを開始されたのである。
(3)大阪中央教会への適用
これは大阪中央教会にも同じように適用される。
悔い改めは福音を受けるために非常に重要である。
しかし、それ以上に重要なのは、聖霊に従って生きることである。
聖霊によって生きる人こそが、本当に救われた人である。
3.まとめ
すべての聖徒がQT(Quiet Time)を通して聖霊の導きを知り、
聖霊に従って生きる、真に救われた聖徒となることを目指そう。


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